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韓国の複数メディア1日、ゆかしメディアとＪ－ＣＡＳＴの関連報道を引用した形で、「先進国の
日本で餓死者が発生したのは衝撃」、「救援物資の不足で餓死者続出」などと、東日本大地震
発生後に南相馬市で餓死者が発生したと報道した。
自民党の森まさこ参議院議員は、26日に開かれた参議院法務委員会の質疑で福島の監察医から
寄せられた情報をもとに「震災後に南相馬市などで3月下旬から4月下旬まで12人が『衰弱死』
した」と述べた。死体検文書には「餓死」という欄がなく「衰弱死」と記されているが、「事実上の
餓死」と指摘した。森議員は自身のツイッターでも関連の情報を発信していた。
韓国メディアは日本の関連報道の内容を紹介しつつ、「支援物資の不足により発生」と伝え、
「世界第3位の経済大国で、先進国で知られる日本で餓死者が10人以上発生したのは衝撃的」
と、日本で餓死者が発生したことに驚きを表した。
一部では臨機応変な対応ができず「経済大国の日本がマニュアルに従うばかりで、極貧国でしか
発生しない餓死者を作った」と指摘、「日本の主要メディアの中で森議員の質疑内容を報道した
ところはほとんどなかった」と、メディアの報道姿勢についても批判的な見方を示すメディアもある。
同話題を取り上げたメディアは、桜井勝延南相馬市市長が3月26日ユーチューブで「市民にとって
は兵糧攻め的な状況に置かれています」と、物資の不足を訴えたことも併せて伝えている。
（編集担当：金志秀）
サーチナ 2011/06/02
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