11/06/01 21:57:15.80
【ソウル=加藤達也】北朝鮮が韓国の現役将官らに集中的なハッキング攻撃を仕掛けていることが分かった。陸軍将官には士官学校の同期会の開催を
通知する高度に精巧な偽メールが送信されていたという。
韓国軍関係者によると、最近、陸軍士官学校出身の将官や士官に同期生を装うメールが大量に送りつけられている。実際には同期会の計画はなく、当局が
悪質な偽メールとして経路などを追跡調査したところ、北朝鮮偵察総局のハッカー部隊が浮上したという。
韓国保安機関筋は「北朝鮮が陸士同窓会のホームページに不正侵入し最大で数千件規模のアドレスを入手している可能性がある」と指摘。閉鎖サーバーを
利用しており、いまのところ重大な内部情報流出はないというが、「早急に手を打たないと早晩破られる恐れもある」(国防部幹部)。
北朝鮮のハッカーは韓国の外交情報も狙っている。1日付の朝鮮日報によると、韓国軍の元高官に最近、知人の外交官から「返信」メールが届いた。
元高官は外交官にメールした事実はなかったが、偽メールと気づかず返信し、家族の抱える問題や交流のある別の外交官に関する情報を書き込んでしまった。
後に自分が送り主となっている偽メールを見ると、文体や句読点の打ち方まで模倣されていたという。
保安機関幹部は「入手した個人情報をさらに他の偽メールで悪用して、雪だるま式に軍や外交に関する情報を不正蓄積する手口だ」と警戒感を強めている。
msn産経ニュース: 2011.6.1 21:42
URLリンク(sankei.jp.msn.com)