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韓国は独島(ドクト、日本名:竹島)をめぐる領土紛争で歴史的な資料確保と実効支配などの様々
な面で日本より優位に立っている。しかし、本来独島がある東海をゴミ捨て場のように扱っている。
韓国は2010年の一年間、東海2カ所に約312万トン、西海1ケ所に約136トンなど合計447万
8000トンの遺棄性ゴミを捨てた。国民1人当り約100キログラムずつ海に捨てたわけだ。政府は
2005年、海洋投棄縮小計画を提示しながら毎年100万トンずつ減らして行くと約束したが守らない
でいる。1988年海洋投棄が始まって以来2010年まで23年間、何と1億2300万トンを越える廃
棄物を海に捨てた。このうち1億トンの廃棄物が東海に投棄された。
2010年、海に捨てた廃棄物を種類別に調べれば、産業廃水が全体の26%である117万トンで最も
多い。次に食品廃棄物110万トン(25%)、下水廃棄物109万トン(24%)、畜産糞尿106万トン(24%)
の順だ。人糞も4万5000トンも捨てた。
2009年の場合、食品廃棄物、家畜糞尿、下水廃棄物、産業廃水の順だったが2010年には産業
廃水が最も多く捨てられた。他の廃棄物と違い産業廃水にはカドミウム・鉛など重金属をはじめと
して有害物質が高濃度に含まれており海の生態系を大きく脅かす。
韓国海洋研究院が国会に提出した投棄海域汚染モニタリング結果を見れば、東海の53%、西海
の20%で汚染が深刻化する可能性がある区域で判明し、鉛・カドミウムなどは行政措置が必要な
ほど汚染が深刻だ。廃棄物排出海域は一旦汚染すれば元の状態に回復するまで10年以上が必
要と研究院は明らかにしている。安くて難なく廃棄物を処理する海洋投棄が海洋汚染と水産物汚
染というブーメランになって永らく私たちの食卓を汚し健康と生命を脅かしているのだ。海上警察
が海洋投棄を取り締まっているが、大部分は過怠金を賦課するなど処罰程度が非常に低くて不
法行為が根絶されずにいる。
このように廃棄物を海にたくさん捨てる国は世界で韓国しかない。米国は1992年、英国は1999
年そして日本は2007年に海洋投棄を中断した。世界的な傾向により韓国も海洋投棄を禁止する
ロンドン協約に加入して2012年から下水廃棄物と家畜糞尿の海洋投棄を中断しなければならず、
2013年からは食品廃棄物の海洋投棄が中断される。しかし2013年以後も産業廃水と糞尿の海
洋投棄はずっと許され、2010年度基準で130万トンを越える廃棄物がずっと海に捨てられる予定だ。
ゴミを海に捨てるなという国際協約の規制期限がつきる時まで投棄を継続し、例外条項を悪用し
て海洋投棄を継続する行為をする国が3面が海で囲まれた海洋国家・大韓民国だ。海をゴミ捨て
場のように扱いながら、どうして海洋強国を前面に出して2012年麗水国際海洋エキスポを主催し、
海を保護しようと主張できるだろうか?
独島を私たちの土地といいながら東海と西海に数百万トンの廃棄物を捨てる行為は日本と中国
など隣国はもちろんで国際社会から嘲笑を買って後ろ指を差されることだ。海の日の今日、この時
間にも全国で合計21隻の海洋投棄船舶が東海と西海を‘海のゴミ捨て場’にしている。
ソース:ハンギョレ新聞(韓国語) 海をごみ場でここは‘海洋強国’[ハンギョレ]
URLリンク(www.hani.co.kr)