11/05/30 22:01:36.00
病院が「1回5粒」を「5瓶」とうっかり処方、モンスター患者が賠償要求―中国
正しい服用量が「1回5粒」だったにも関わらず、病院が間違えて「1回5瓶」と処方したため、
服用量が50倍にも増えた。患者の張さん(女性)は、北京市大興区の仁和病院で
出された処方箋を不審に思い、薬の受取りを拒み、処方箋に書かれた薬代の
10倍に相当する賠償を要求した。新京報が伝えた。
張さんは25日、喉に痛みを覚え、仁和病院の呼吸内科外来を受診した。
診察した李新華医師が喉の痛みや炎症を緩和する薬を処方した。
処方箋には、「清咽滴丸」1日3回、1回5瓶服用、と書かれていた。
張さんは、1瓶50粒入りの同薬品計23瓶を受け取り、総額575.23元を支払う計算となる。
薬の説明書には、「服用の目安:1回4粒から6粒、1日3回服用のこと」と書かれていた。
張さんは薬を受け取らなかった。張さんの夫によると、病院側は処方箋上の誤りを認め、
李医師も直接謝罪したという。しかし、「処方箋を書いた医師を処分し、
賠償金5750元を支払う」ことについては、病院側は同意しなかった。
仁和病院の広報担当者は、「張さんの担当医がコンピュータに処方箋の内容を入力する際に、
『粒』と入力すべきところを誤って『瓶』と入力してしまったため、コンピュータの自動計算で23瓶と表示された。
医師のミスは正常な範囲内のもので、たとえ5千瓶と入力したとしても、薬局で薬を出す時に、誤りは発覚する」
と説明した。また、担当医師に対する処分については明言を避け、弁償問題については、
医療事故には当たらないため弁償対象とはならないとの見解を示した。(編集担当:松本夏穂)
ソース:2011/05/29(日) 23:39:17 [サーチナ]
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