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3年前の騒動は何だったのか、韓国が米国産牛肉の最大の輸入国になった。今年第1四半期
(1~3月)の輸入量は6万265トン。前年同期比で約3倍にあたり、09年の年間輸入量6万
3817トンに迫る量だ。
韓国の米国産牛肉輸入拡大は、昨年から始まっていた。昨年メキシコとカナダに続き、米国産
牛肉の輸入国3位になった韓国は、同時にアジア最大の輸入国だった日本を軽く追い抜いた。
しかし時計を3年前に戻すと、韓国は完全に別の国だった。「BSE怪談」が広まり、不法な
暴力デモが全国で繰り広げられた。特にソウル都心で開かれたキャンドルデモは、08年5月2日
から106日間も続いた。不法と暴力が幅を利かせるという、恥ずべき都市が韓国の首都ソウル
だった。
検察が09年に発表した捜査白書によると、この期間に2300回以上の不法デモが行われ、企業
や商店の営業損失と交通混雑などで受けた被害額は推定3兆7000億ウォンに達した。
デモを誘発した一番の原因は、MBCが放送した「PD手帳」だった。虚偽の情報を流したマス
コミの報道に反政府・反米団体が加わり「国民の健康を守る」とデモを先導した。彼らは表向き
健康を守ることを挙げたが、李明博政権の打倒を目標にしていたのは公然の秘密だった。
後日米国産牛肉の安全性が確認され、デモが「対国民詐欺劇」と思われるようになっても、デモ
を扇動した団体はいまだに、謝るどころか正当性を主張している。人々と一緒に街頭に出てデモ
に加わった民主党や民主労動党などの野党からも、国民に対する謝罪の言葉は出ていない。
「米国産牛肉を食べればすぐ死ぬ」とおびえた韓国国民は、米国産牛肉を最も消費する外国民
になった。米国産牛肉の輸入急増の最大の理由に挙げられているのは、韓国全土に広がった口
蹄疫の影響が大きいという分析だ。
(ソウル=李民晧)
統一日報 2011/05/25
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