11/05/25 00:52:26.08
<'ヘウソ' 180年英チェルシーフラワーショー最高賞>(総合)
URLリンク(img.yonhapnews.co.kr)
ファン・ジヘ氏、初めての出品に「最高賞」受賞の栄誉
(ロンドン=聯合ニュース)イ・ソンハン特派員= 「私たちの伝統的トイレを世界一番の園芸博覧会に出品すると
いうので、英国の人々が初めは皆『冗談か』というように見ましたよ」。
韓国土地産植物のススコッタリ(ライラック)から白いタンポポ、ヘビイチゴ、高麗人参、ツルニンジンまで。
韓国の伝統トイレが持った「生命の還元」と「空にすること」という哲学的含意をこのような土地産植栽を利用
して庭園デザインとして再解釈したファン・ジヘ作家(35、光州(クァンジュ)環境美術家グループ・ミュム代表)
の「解憂所(ヘウソ)に行く道」が、英国のチェルシーフラワーショー(RHS Chelsea Flower Show 2011)でアーティ
ザンガーデン(Artisan Garden)部門で最高賞(Best)を受賞した。
チェルシーフラワーショーは1827年に始まり、2次世界大戦を除いて180年余りの間継続してきた世界一の庭
園および園芸博覧会だ。
参加企業等は1年の売り上げの30%ほどを5日間の行事期間に上げるほどだ。
エリザベス2世女王をはじめとして各国の政・財界、文化系の要人が大挙参加するこの行事は、庭園デザイ
ナーらには夢の舞台に通じる。
23日から28日まで続く今回の展示で「解憂所に行く道」は行事前から各国園芸・庭園の専門家と言論らの集
中照明を受けて栄誉の最高賞を受賞した。
この作品はしかし出品作を選定する過程で行事を主管する英国王立園芸協会から「何と突拍子もないこと
か」という反応を聞かなければならなかった。
世界を代表する美しい花と庭園が総出動するだけに有名な庭園デザイナーらの競争が激しい状況で「化粧
室(トイレ)」を出すというのはどうなのかと言った。
だが、韓国伝統の解憂所が持つ意味と韓国庭園の粋に対する詳しい説明を聞いた審査委員は首を縦に振
って昨年11月、2011年のチェルシーフラワーショーの出品作に選定した。
この作品は黒色の竹である烏竹と石垣に囲まれた古の化粧室に行く道を中心にしてその周辺に多様な韓
国の薬用植物を植栽して先祖の民間療法と人生の知恵をうかがい知るようにした。
また、土と土地産植物の根元を経て浄化された水が流れるようにして人々が手を洗うようにして醗酵壷を配
置することによって自然の循環と生命の再生という意味を込めた。
解憂所の扉を1.2mの高さに下げて設計して頭を下げて出入りするようにすることによって、自然と人間に対
する謙譲の意味も加えた。
(>>2以降につづく)
ソース:聯合ニュース(韓国語) 2011/05/24 17:29 送稿
URLリンク(www.yonhapnews.co.kr)