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「スハルト氏の方が良かった」。インドネシアの民間調査機関インド・バロメーターによる世論
調査で「最も成果を出した大統領」として40.5%の人が1998年まで30年間務めたスハルト元大
統領を選ぶ一方、ユドヨノ現大統領は21.9%にとどまった。ユドヨノ氏の支持率が下がり、現
体制への不満が高まっている実態が分かった。
強権的な政治手法で知られたスハルト氏が退陣した後の政治経済改革について、満足との答え
は29.7%にとどまり、不満は55.5%。特に貧富の格差解消に向けた政策を実行したとの評価は
13.5%と低く、現政権の社会福祉政策などへの不満を反映したとみられる。
ユドヨノ氏の支持率は48.9%。燃料値上げで人気が急落した1期目の2008年6月以来初めて5割
を切った。再選を決めた大統領選直後の09年8月は90.4%だった。今回の調査は4月25日~5月
4日、1200人を対象に面接で行った。(ジャカルタ=野沢康二)
日本経済新聞社 2011/05/22
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