【宇宙】嫦娥2号が「太陽-地球ラグランジュ点」へ=中国の月探査機[05/20]at NEWS4PLUS
【宇宙】嫦娥2号が「太陽-地球ラグランジュ点」へ=中国の月探査機[05/20] - 暇つぶし2ch1:依頼915@なつあかねφ ★
11/05/20 19:00:43.58
中国が2010年10月に打ち上げた月探査機の嫦娥2号が6月中旬、月周回軌道を離脱して、太陽・
地球のラグランジュ点(ラグランジュ・ポイント)に向かう見通しだ。嫦娥プロジェクトの葉培
建総設計顧問がこのほど明かにした。中国のポータルサイト網易などが報じた。

ラグランジュ点とは、公転の関係のある2天体の周辺に存在する、重力場と“遠心力”が安定的
につりあった場所。フランスの数学・物理学・天文学者のジョゼフ=ルイ・ラグランジュ
(1736-1813年)が存在を数学的に証明した。

2天体が公転関係にある場合にラグランジュ点は5カ所存在するが、嫦娥2号が向かうのは太陽
と地球を結ぶ線分(直線)を延長した場所にある点(太陽-地球L2)。地球からの距離は約
150万キロメートルで、地球―月間の約4倍だ。投入が成功すれば、推進剤(燃料)などを用い
なくとも、嫦娥2号は地球や太陽を基準にしてほぼ同一の空間内にいつづけることができる。

地球・太陽のL2は太陽から見て地球の公転軌道の外側にあり、将来的に宇宙ステーション建設
や地球から外惑星に向かう探査機・宇宙船の中継基地建設に有望な場所と考えられている。
ラグランジュ点は宇宙空間における「すりばちの底」のような特徴を持っているため、周辺から
微小天体などを集める性質もある。

嫦娥2号は4月1日までに予定の月探査を終了して設計上の寿命にも達したが、推進剤には余裕
があるという。L2への投入が成功すれば、地球の周辺にある「特異な空間点」の環境探査で
も成果を挙げる可能性がある。

米航空宇宙局は、地球周回軌道上にあるハッブル宇宙望遠鏡の後継機であるジェイムズ・ウェ
ッブ宇宙望遠鏡を2015年以降に、太陽-地球のL2に投入する計画だ。

**********

◆解説◆
中国の宇宙開発はソ連の技術を土台に出発したが、その後は独自の技術開発を続け、有人宇宙
飛行や月探査などの成果を挙げた。宇宙ビジネスでも実績を積み重ねている。

中国人の“仕事ぶり”については、「徹底した一点集中管理」の体制を組めた場合、極めて高度
な水準と精密さが必要な分野でも、成果を蓄積していく場合が多い。逆に、各担当者の「裁量幅」
が大きい場合には、周囲が予想しなかった成功も失敗も目立つようになる傾向が目立つ。
(編集担当:如月隼人)


サーチナ 2011/05/18
URLリンク(news.searchina.ne.jp)


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