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企業が外貨建て債券(キムチボンド)を国内で発行した後、原貨(韓国ウォン)に変えて使うスワップ
行為が全面禁止される。
また、銀行の先物為替ポジションは現行の限度で20%ずつ縮小する案を有力として検討がなされて
いると分かった。
ただし域外差額決済先物為替(NDF)(※1)に対しては資本市場自由化に逆行する懸念が提起され、
窓口指導などの特別な対策を導入しないことにした。
政府は近い将来企画財政部、韓国銀行、金融委員会、金融監督院などが参加する「外国為替市場安定
化対策会議」を開いて対策を確定することが18日判明した。
韓銀と金融監督院はこの日、2回の特別外国為替共同検査結果分析を終え、その報告書を基に財政部
と実務協議に入ったことが確認された。
今回の外国為替対策には、企業が所謂「キムチボンド」を発行した直後に原貨(韓国ウォン)へスワップし、
国内での運営資金として活用することを基本的に遮断する内容が含まれている。
[チョンビョンドゥク記者/シン・ホンチョル記者]
毎日経済/韓国語(2011/05/18 18:17:16)
URLリンク(news.mk.co.kr)
(※1)
NDF(ノン・デリバラブル・フォワード=Non Deliverable Forward)
実際の通貨の受け渡しを伴わない短期の通貨先渡取引のこと。取引時に当事者間で設定したレートと、
決済期日の市場レートとの差額を算出し、差損益だけを主要通貨(おもに米ドル)で決済するしくみ。
国外持ち出し規制の厳しい中国人民元や韓国ウォンなどの取引で利用されている。