11/05/17 22:22:49.30
<聞慶=聯合ニュース>国立科学捜査研究院は慶北聞慶（ムンギョン）で十字架にかかって死んで
いるのが見つかったキム某(58)氏事件と関連して外部の助けを受けなかった自殺である可能性
が大きいと結論付けた。
警察は国科捜の解剖検査結果と遺伝子・筆跡鑑定の結果、多様な周辺状況などを総合的に検討
した結果、自殺と判断して捜査を終えることにした。
国科捜は17日発表した資料を通じて「解剖検査の結果、キム氏の死因は腹をさされた傷口から
の出血が多く、首をしめて窒息したと判断される」と明らかにした。腹部にささった傷は現場で発見
された刃物によって発生可能で、首や腹などのひもの跡、手にあけられた傷などすべて現場にあ
った道具で形成できるというのが国科捜の意見だ。
国科捜は現場状況とキム氏のメモを根拠に事件を再現した結果、成人男性一人で自殺を実行で
きるということを確認した。かかとが十字架と離れて両側の足を自らクギで打ち込むことが可能で、
両手にあけられた傷もやはり骨と外れており、手ドリルで貫くことができたと推定した。
国科捜は事件現場で発見された綿棒や爪、イバラの冠、ひも、刃物などでもキム氏のＤＮＡだけ
が検出され、他殺や第三者が介入したことを疑うほどの証拠を発見できなかったし、実行計画書
もやはりキム氏の筆跡だと確認した。
また、心臓薬と関連して国科捜は多量服用した時、マヒや幻覚症状が現れる可能性があるが、キ
ム氏のからだから人体の行動に影響を及ぼすほどの薬品成分は検出されなかったと明らかにし
た。国科捜は自殺行為の激しい苦痛を耐えることができたのは深い宗教的信念があったためと推
定した。国科捜はキム氏の死亡原因は自殺である可能性が大きく、助力者やほう助者の介入を
完全に排除することは難しいが、可能性は相対的に小さいと判断した。
国科捜の鑑識結果を受けた警察はキム氏が実行計画書を残し、十字架製作に使った木材を直接
購入し、預金と携帯電話を解約するなど周辺を整理した状況などを総合した結果、自殺と結論し
て捜査を打ち切ることにした。
警察関係者は「これまで捜査専門担当班を編成して他殺や自殺ほう助、自殺などすべての可能
性について捜査した。総合的に検討した結果、自殺と見なければならず、検察と協議して捜査を
終える予定」と話した。
しかし。国科捜が自殺ほう助などを完全に排除していないことについても警察が早急に自殺と断
定して捜査を終結するという指摘も提起され今後、論議の余地があるものと見られる。
ソース：スポーツソウル(韓国語) 国科捜"聞慶'十字架死体'単独自殺"
URLﾘﾝｸ(news.sportsseoul.com)
参考図：URLﾘﾝｸ(img.hani.co.kr)
（ハンギョレ新聞5月5日記事より）
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