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事故が相次いでいるコレイル(韓国鉄道公社)「KTX山川」列車が大型災難の前兆という
ツイッターの分析が注目を集めている。
あるツイッター利用者は14日、ソウル発馬山(マサン)行きKTX山川第387列車が慶尚
北道漆谷(キョンサンブクド・チルゴク)で52分間停止する事故が発生すると、次のような
コメントを載せた。 「コレイル、ハインリッヒの法則通りに進むのか」だ。続いて「鉄道消
費者の立場で思い浮かぶ用語が一つある」としてこの法則を紹介した。
ハインリッヒの法則とは、1931年に保険会社で災害関連統計を担当していたハーバート・
ウィリアム・ハインリッヒ氏が導き出したものだ。 産業災害で重傷者1人が発生すれば、そ
れ以前に同じ原因で軽傷者が29人、負傷の危機にあった潜在的な負傷者が300人いたとい
うことを一つの法則で説明したのだ。 大事故が発生する前、それに関連した軽微な事故と徴
候が必ず存在するという意味だ。 「1:29:300の法則」ともいう。
このツイッター利用者は2010年3月にKTX山川が初めて運行を始めて以来発生した主要
事故日誌を整理し、16件を載せた。 昨年10月に天安牙山駅でモーターブロックが故障し
て停止した事故から、今年の光明駅付近での脱線、東大邱発ソウル行きKTXの遅延(通信障害)
などだ。
ネットユーザーはインターネット掲示板やツイッターで「ハインリッヒの法則通りなら、今後
13回も事故のニュースに接することになる」「何とか山川号はこの法則を避けてほしい」
「どこかでハインリッヒが事故の回数を数えているようだ」などと不安感を表している。
一方、国土海洋部によると、KTX山川は導入された直後から13カ月間に42回、大小の欠陥
で故障を起こした。 信号装置・空気配管の異常が各10件、高圧回路の異常が4件、モーター
ブロック・扉の故障が各3件、保護装置の誤検知2件、空調装置などその他が10件だ。
中央日報 2011/05/16
URLリンク(japanese.joins.com)
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