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北朝鮮が「ジャスミン革命」の余波を懸念して、住民の中国の親戚訪問など個人目的の旅行を
全面的に統制していると、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）が１４日報道した。
これは北アフリカ・中東の民主化集会の拡大を防ぐため、中国との接境地域への警備を強化し、
海外駐在外交官の帰国まで禁じたことに継ぐ措置だ。
ＲＦＡは、中国か北朝鮮に滞在しながら、両国間で貿易業を営む中国人の話として、「北朝鮮
当局が住民に公務以外の私的旅行を全面的に禁じており、華僑の中国旅行の許可の手続きも前
よりずっとややこしくなった」と伝えた。北朝鮮は、昨年の下半期までは「中国の親戚に経済的
な援助をもらってくるように」と中国旅行を勧め、中国旅行の規制緩和を後継者金正恩（キム・
ジョンウン）氏の配慮だと宣伝した経緯がある。
東亜日報 2011/05/16
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