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「ありえない」盗難事件が発生した故宮博物院(北京)が、3日後に容疑者の身柄を拘束した北京市公安局(市警察)に贈った感謝文に誤字があったことが分かった。
指摘を受けた故宮博物院側は当初、「誤字ではない」と主張。
「恥の上塗り」、「3度塗り」をした格好になった。人民網が報じた
故宮博物院では8日、展示中の香港の博物館の収蔵品の盗難事件が発生。
北京市公安局は11日、容疑者の男の身柄を拘束。男も容疑を認めた。
事件発生により、「鉄壁」と思われていた同博物の警備体制に対する信頼が大きく揺らいだ。
故宮博物院の警備部門は13日、感謝文を刺繍(ししゅう)した垂れ幕のような形状の旗を市公安局に送った。
本来ならば「捍祖国強盛、衛京都泰安(祖国の強盛さを保ち、首都の泰安を守る」との文字のはずだが、前の部分が「“撼”捍祖国強盛(祖国の強盛を“動揺させ”)」となっていた。
中国では企業や団体が感謝をあらわすため、同様の「旗」を贈ることが珍しくない。
格調高い反面、相当に難しい文面を用いることが通例だ。
故宮博物院の警備部門は「内容がおかしい」との指摘に対して、「この文面で間違いない。内容に問題はない」などと強弁して、「恥の3度塗り」をすることになった。
故宮博物院は16日、同件にかんする謝罪文を発表。
「急いでいたので、製作した工房から直接、公安局に届けさせた。そのため、博物院側はチェックしていなかった」などと釈明。
取材に対して「正しい」と説明したことについては「警備部門は博物院トップの指示を仰がず、間違った言い方を捨てず、理に合わない強弁をした。
人々に間違いを押しつけ、博物院の名誉を大きく傷つけてしまった」と説明した。(編集担当:如月隼人)
ソース サーチナ 2011/05/16(月) 18:35
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