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【ソウル=ニューシス】イ・ムンウォンの文化批評
‘ポトンニョン’というニックネームで良く知られた国産アニメーション キャラクター
‘ポロロ’がまた、物議(?)に上がっては下りている。
郵政事業本部がポロロ記念切手400万枚を売って約10億ウォンの販売収益をおさめたが、
分かってみるとポロロ著作権を持った(株)アイコニクス側にはキャラクター使用料を
一銭も支給しなかったということ。収益金全体が国庫に帰属する国策事業なので
そのようにしたという後聞だ。もちろん基本的にはキャラクター使用料など
著作権次元問題は大切だったが、国策事業にまで動員されたポロロの現位置を
傍証する事例にもなった。
確かにポロロは韓国で‘大事なからだ’だ。 去る2003年に乳児用TVアニメーション
‘ポロンポロン ポロロ’の主人公で登場して以来、ポロロキャラクター商品累積
売上額は2010年までに約8300億ウォンを越えた状態だ。ロイヤリティー収入で
昨年だけで120億ウォンを稼いで、年間約2500億ウォン台の市場開拓効果を出している。
国内キャラクター消費者選好度調査、国内キャラクターブランド価値評価などで
1位をずっと占めるのはもちろん、世界的にもその影響力と認知度面で‘赤ん坊熊プー’を
越えたという分析まで出てきている。‘ポロンポロンポロロ’はすでに世界110ヶ国に
輸出されていて、フランス国営放送TF1放映当時4~10才子供たちを対象にした視聴率
調査で41%を記録する熱風を起こしたことがある。
ところでここで奇妙な部分がある。 TVアニメーションがこんなにまですごい反響を
起こした時、いや‘ポロンポロンポロロ’の半分の半分ほど成果程度だけおさめた
としても、必ず考慮される派生商品がある。TVアニメーションの‘劇場版’だ。
‘ポケットモンスター’ ‘名探偵コナン’ ‘トラエモン’等を手に握った日本は
言うまでもなく、米国でも‘ビーバスアンドバットヘッド’、‘サウスパーク’、
‘パワーパフガールズ'など有名になったTVアニメーションは全部劇場版を
出して全部少し厚い利益を得た。
ところで‘ポロンポロン ポロロ’には劇場版がない。(中略)
幼年層は集中力を発揮できる時間がきわめて短い。 10分もとても長くて5分に減らして
成功を収めたのがポロロ神話の核心の中の一つだ。しかし劇場で映画を上映しようと
するなら最小で60分以上の分量にはなるべきだ。‘ポロロの大冒険’も言及したように
71分だった。ところで本来ターゲット層は長編分量を消化するのが難しいから、家で
行ったり来たり一騒ぎして長編版を見ることはできても、座席に真っすぐに座って
鑑賞しなければならない劇場版で幼年層アニメーション‘ポロロ’は‘合わない
選択’というものだ。(以下略)
ニューシス ポロロはなぜチャンクのようにならないか 記事入力2011-05-15 08:01
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