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歌手イ・サンウンさんのヒット曲『タムダディ』が、世間に出てから23年ぶりに原作者を捜した。
これまでこの曲の作詞・作曲者は、昨年亡くなったミュージックビデオ製作者のキム・ナム
ギョン監督になっていたが、実際に創作した同生(多分、弟)の訴訟申告で正主人を捜す事
になった。
ソウル中央地方裁判所民事合議12部(部長判事=イ・トゥヒョン)では、キム監督の同生
(多分、弟)のキム某氏が、「兄が作詞・作曲したと登録されているタムダディなど、28曲の
著作権を確認して欲しい」とし、キム監督の相続者であるA氏を相手に出した著作権確認
請求訴訟で、原告勝訴の判決を出したと14日に明らかにした。
キム氏によれば、大学時代に兄と音楽サークルを作って活動した彼は、去る1987年5月に
タムダディを作詞・作曲した。翌年8月に行われた第9回・江辺(カンビョン)歌謡祭で、イ
(サンウン)さんとこの曲を持って出場した。
しかし曲を創作して間もなく、軍に入隊したキム氏は大会の参加が厳しい状況。結局、兄
の名前を原作者で登録、大会に参加したタムダディはイさんと共に大賞を受賞した。
歌謡祭受賞でキム監督は、作曲など創作者として名前が売れて、キム氏は軍の除隊後
にアメリカ留学に行く1996年まで、兄の名前と並行して創作物の著作権を登録した。
その後アメリカから帰って来たキム氏は、家族らが集まった席で著作権を返してもらう
ことの約束を受けた。しかしキム監督は去年の7月に自宅で急に心臓マヒで亡くなって、
結局訴訟を通じて著作権を取り戻す事になった。
現在、タムダディなど曲の著作権の持ち主であるA氏は今度の訴訟に応じなかった。結局
裁判所は去る8日に、A氏がキム氏の主張を認めた事と見なし、原告勝訴の判決を出した。
ただ訴訟の過程でタムダディを除く残りの曲の著作権の確認請求は撤回、タムダディの
著作権のみを認めた。当事者であるキム氏とA氏はこれに異議を唱えず、最近判決が
確定された。
ソース:NAVER/マネートゥディー(韓国語)
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