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職務を停止、逮捕状請求は却下
首相室傘下の国民権益委員会の幹部が、女性職員に性的暴行を加えた容疑で警察に立件された。
ソウル松坡警察署が11日に発表したところによると、同委員会の4級職員(書記官)P容疑者(55)は、
今月3日夜9時40分ごろ、ソウル市江東区のモーテルで女性職員Aさんに性的暴行を加えた疑いが持たれているという。
警察は、モーテルで採取した精液のDNAがP容疑者のものと一致することを確認し、P容疑者も取り調べに対し容疑を認めた、と発表した。
警察の関係者は「同じ地域に住むP容疑者とAさんが退勤後に一緒に酒を飲み、Aさんが泥酔したため、
P容疑者がモーテルに連れ込んで性的暴行を加えたことが分かった」と説明した。
国民権益委員会はP容疑者の職務を停止し、中央懲戒委員会に懲戒処分を要請する方針を固めた。
警察は11日、P容疑者に対し逮捕状を請求したが、
ソウル東部地裁の尹鍾九(ユン・ジョング)裁判官は「証拠隠滅の恐れはない」として却下した。
尹裁判官は却下の理由について「警察は『P容疑者が地位を利用して証拠隠滅を図る可能性がある』として逮捕状を請求したが、
現在職務が停止されている状態で、Aさんと示談を進めている」と述べた。
だが、尹裁判官は、P容疑者がモーテルを出た後、部屋の中で倒れていたAさんに性的暴行を加えたとして、
モーテル従業員のK容疑者に対し逮捕状を発行した。K容疑者の逮捕状を発行した理由については
「(Aさんを)保護すべき立場にありながら、状況を悪用し性的暴行を加え、証拠隠滅を図る恐れもある」と述べた。
記事入力 : 2011/05/12 09:33:55
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