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■ 文化遺産研が日本大使館に求める
市民団体「韓国文化遺産政策研究所」(ファン・ピョンウ所長)は9日、日本の外務省や国会、
在韓日本大使館に対し「韓国国内で盗難に遭い、現在日本にあるとみられる韓国の文化財
について、まず調査してもらいたい」と要求した。
これは最近、高麗時代の文化財で長崎県の安国寺が所蔵していた「大般若波羅蜜多経」
と、兵庫県の鶴林寺が保管していた仏画の「阿弥陀三尊図」について、日本が所在の把握
を要請したことに伴うもの。
ファン・ピョンウ所長は「日本には高麗時代から最近まで、韓半島(朝鮮半島)から略奪
または違法に持ち出され国家機関や民間が保有している文化財が、数え切れないほどある。
特に1980年代半ば以降に盗まれ、現在日本にあるとみられる韓国の文化財29件220点に
ついて、徹底した調査をしてほしい」と語った。
研究所が調査を求めた盗難文化財は、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)で活躍した鄭起竜
(チョン・ギリョン)将軍の遺物(宝物第669号)のうち教書、鳳谷寺(忠清南道牙山市)の仏画
(忠清南道文化財資料第242号)、朝鮮中期の文臣・柳根(ユ・グン)の肖像(宝物第566号)
などだ。
ファン所長は「既に国際刑事警察機構(インターポール)で公開している資料で、捜査の結果、
既に海外に流出した状況にあることが確かめられた文化財。相当数は日本のコレクターが
違法に収集したものとみられる」と語った。
ソース:朝鮮日報
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