11/05/09 12:13:33.90
「私は反日派ではなく、友日派だ」。台湾の馬英九(マー・インチウ)総統が8日、台湾南部・
台南市の烏山頭ダム近くに造られた日本人土木技師・八田与一の記念公園開園式でこう発言し、
森喜朗・元首相、台湾の閣僚が出席した会場を沸かせた。
石川県出身の八田与一(1886~1942)は日本植民地時代の台湾で、東洋一といわれた
烏山頭ダムを建設、水路を整備し、干ばつに苦しむ台湾南部を一大穀倉地帯にした。台湾では
歴史教科書に登場する。
馬総統は「台湾が日本に割譲されたのは歴史の悲劇だが、日本が台湾を統治した50年に重要
なインフラ建設があり、貢献は無視できない」「八田をたたえることは植民地支配を美化する
と批判があるが恩讐(おんしゅう)を分ける態度が必要だ」と述べ、最後に「私は日本の最良
の友人」と言い切った。
5月8日は八田の命日。馬総統自身、思い入れが強く、これまで3度慰霊祭に出席した。公園
造営も馬総統の指示によるもので、ダム建設当時の八田の官舎が同じ場所に復元された。馬総統
は、かつて尖閣諸島問題などで強硬な発言をしたことから「反日」イメージを持たれがちだ。
総統就任後は日本重視の姿勢をアピールしており、八田顕彰はその一環でもある。
(台南=村上太輝夫)
朝日新聞 2011/05/08
URLリンク(www.asahi.com)
関連スレ
【台湾】馬・総統、日本との経済協力協定調印に意欲 [05/06]
スレリンク(news4plus板)
【中台】「再選しても中台統一はあり得ない」…台湾・馬総統[05/02]
スレリンク(news4plus板)