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「韓国企業が日本企業を追い越したなんてとんでもない」
吉川良三・元韓国サムスン電子常務取締役
1994年に私がサムスン電子常務取締役についたとき、サムスンの幹部社員に
言ったことは「せめて幼稚園レベルを卒業しなさい」ということだった。
当時はすべてが支離滅裂でダメだった。
最近(2010年5月時点)は、当時に比べれば、だいぶマシにはなったが、基本的
には何も変わっていない。開発能力は相変わらず、ゼロであるし、モラルも民度も
低いまま変わっていない。
日本のマスコミが、しきりにサムスンを褒め上げ、日韓の地位が逆転したと報道
しているがとんでもない。韓国企業は日本企業を追い抜いたどころか、同じ土俵に
上がれてすらいない。
日本企業は一から研究・開発を行い、欧米企業ですら作れなかった革新的な物を
産み出してきているが韓国企業は研究・開発は全くせず、日本企業の作ったものを
うまくアレンジして組み立てているだけ。
韓国企業のしていることはデザインを変えて、安く売ってるだけ。携帯など評判が
比較的良いそのデザインもイタリア人などに頼んで作ってもらっている始末。
確かに私はサムスンを称讃する本「危機の経営」を書いたが、私が言いたかった
のは「ラジカル・イノベーション=研究・開発をし1から作って売る事」一本やりの
日本企業はあまりにそれにこだわり過ぎて、韓国の得意な「インクレメンタル
・イノベーション=他人の開発した技術をアレンジしただけで売る事」に負けて
しまっているので、もう少し消費者ごとに、使い分けるようにしないと 利益が
あげられないということ。誤解されている人が多いが、私は、決して韓国企業が
日本企業を追い越したなどとは言わない。
結局、サムスンというか、韓国企業が、成功したのは、【単に、すぐそばに日本という
国があったから】だけであり、今後も韓国企業が、日本企業を追い越すなんてことは、
絶対にない。むしろ逆に破滅の危機に直面しつつあると言えるだろう。なぜなら、
このままサムスンが成功し存在感を増していけば、日本企業は警戒し協力を渋ることになる。
日本の協力がなければ、サムスンはあっという間に凋落する。そういう非常に脆い基盤に
立っているという現実の自覚症状が彼らには薄い。このままだと、いずれ破滅し跡形も
なく消え去ることでしょう。