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2011年5月2日、日本の華字紙・日本新華僑報によると、東日本大震災で多くの外国人留学生が帰国し、大学側は残された未納家賃と
荷物の処理に頭を悩ませている。ほとんどの学生が身一つで日本を後にし、再来日がいつになるか分からないからだ。
「帰国は理解できる。ただ、残された荷物の処理が大変」。東北大学大学院理学研究科の教授は話す。同教授の研究室にいた中国人
研究者と大学院生は、地震後に帰国した。しばらくして2人から「もう仙台には戻りません」とメールが来たが、荷物や家具は下宿に残された
まま。未納家賃支払いと荷物処理にかかった計20万円は、教授が負担せざるを得なかった。研究室のメンバー23人のうち、11人が外国人
留学生。地震後に大半の留学生が日本を離れ、戻ってきたのは4人だけだ。
一方、外国人研究者や留学生の居住施設である同大国際交流会館や学生寮は、約300人いた入居者が地震後は7人に激減した。
新入生を受け入れるため部屋を明け渡さなければならないが、多くの留学生は身一つで帰国したまま。やむを得ず大学職員が残された
荷物や家具を会議室に運び、保管している。大学近くの民間アパートでも同様の事態が起き、家主の大きな負担になっているという。
同大学に在学していた留学生は約1500人。うち1000人が今年度も留学を継続する意志を示していたが、同大留学生科によると「8割が
本国に帰国したきり」だという。福島第1原発の放射能漏れ事故が収束せず、留学生たちも再来日に二の足を踏んでいる状態だ。
(翻訳・編集/AA)
レコードチャイナ: 2011-05-04 04:15:18 配信
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