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独島最初住民標識石処理葛藤
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▲独島最初の住民チェ・ジョンドク氏の遺族側が独島の西島に立てたチェ・ジョンドク標識石。 鬱陵郡独島
管理事務所
独島（トクト）最初住民の故チェ・ジョンドク(崔鍾徳)氏の独島標識石撤去問題をめぐって慶北（キョンブク）・
鬱陵郡（ウルルングン）とチェ氏の遺族側が摩擦を醸し出している。
鬱陵郡はチェ氏の遺族側が昨年6月独島の西島の住民宿舎近隣に任意に持ってきて置いた「チェ・ジョン
ドク標識石」を早い期間内に搬出してもらうことを遺族側に要求したと3日、明らかにした。これは島全体が
国家指定文化財の天然記念物であるという理由で事前に形状変更の許可を受けなくては関連法により小
さな石ころ一つも搬出入ができないためだ。チェ氏の標識石は横20cm、縦30cmの大きさで製作された。
チェ・ジョンドク記念碑建設委員会は去る2008年、独島の西島にチェ氏の記念碑建設するために文化財
形状変更許可を申請したが、文化財庁文化財委員会が「記念碑の規模(設計上高さ80cm程度)が大きく、
独島の固有な自然環境および景観を傷つける。」という理由で許さなかったため、大きさを減らした。
チェ氏の娘ギョンスク(49・京畿道広州市)氏は「鬱陵郡が独島の実効的支配を一生懸命実践した父の業
績を後世に賛えられず、あたかも罪人のように取り扱っている。」と大きく反発した。ギョンスク氏は「最後
まで標識石を搬出しろと強要すれば独島近隣に収蔵させる。」とした。
鬱陵郡関係者はしかし「チェ氏の遺族側が標識石を搬出しない場合、適切な時期に法的措置する。」と強
硬な立場を繰り返した。
大邱（テグ）キム・サンファ記者
ソース：ソウル新聞(韓国語) 2011-05-04 14面
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