【ベトナム】フエの「墓の町」が隠れた観光名所に[05/01]at NEWS4PLUS
【ベトナム】フエの「墓の町」が隠れた観光名所に[05/01] - 暇つぶし2ch1:依頼318@なつあかねφ ★
11/05/01 17:15:59.97
北中部トゥアティエンフエ省フーバン郡ビンアン村アンバン地区は、巨大な墓が立ち並ぶ「墓
の町」と知られているが、今では隠れた観光名所になっている。40ヘクタールの広大な土地に
建てられている墓の建築様式は様々で、仏教風、キリスト教風、グエン朝風、中国風もあれば
中東風もありと何でもござれだ。墓の町の発展に伴って、墓を飾る装飾陶磁器業も復活し、職
人たちは国内のみならず、海外の越僑のために墓造りに出かけている。

当初は浪費だといい顔をしていなかった地方政府も、観光地になり得ると分かってからはむしろ
支援する側に回っている。フエトラベル社は同省文化スポーツ観光局の協力を得て、タムザン
ラグーンやそれに隣接する墓の町訪問などを組み合わせたツアーの販売を1年前から開始した。

同社のファン・ティ・トアイ・カイ社長は、「当初は墓の町訪問が受け入れられるかどうか心配
だった。ところが、意外にも評判が良かったのは墓の町のほうだった」と話す。ホーチミン市
からこのツアーに参加した観光客は、「報道を通じて知ってはいたが、実際に見て驚いた。フエ
の人々の先祖を思う心は特別なのでしょう」と語った。ただ、観光施設として整備されている
訳ではないので、普通の観光地のようなサービスを期待することはできない。

数年前いくつかの報道機関は、アンバン地区での巨大な墓の建設は浪費に他ならず、地方政府
は何もできないのかと批判した。当時ビンアン村共産党委員会書記のドー・スアン・ホアン氏
は「住民には浪費をやめるよう呼びかけてはいるが、強制することはできない」と弁明していた。

今、ビンアン村では約1800世帯の約9000人の人々が暮らしている。このうちアンバン地区の人口
は5000人で、各世帯の8割以上に海外在住の親戚がいる。建設費が10億ドン(約400万円)に達する
豪華な墓を建てられるのは、海外在住の越僑からの送金のおかげだ。その一方で貧困世帯率が
18%近くに達しており、貧富の格差が浮き彫りになっている。

アンバン地区出身の越僑コミュニティは最近、40億ドン(約1600万円)以上を拠出して観音菩薩像
を購入し、海岸沿いに建てることを決めた。貧困世帯に属するHさんは「その資金の一部でも
貧困世帯向けの低利の貸出資金に充ててもらえれば」と唇を噛んだ。

前出のホアン氏は、「アンバン地区の住民や越僑たちには、10億ドンの墓の建設予算のうち5%
の5000万ドン(20万円)だけでも、貧困世帯の支援や道路建設など社会のために寄付して欲しい
と呼びかけている。だが残念ながら結果は思わしくない」と長い溜息をついた。


ベトジョー 2011/05/01
URLリンク(www.viet-jo.com)

フエの町(参考写真)
URLリンク(www.nicetour.com.vn)
URLリンク(2.bp.blogspot.com)
URLリンク(www.hotasia.com)
URLリンク(vemaybaygiare.net)(1).jpg
URLリンク(saigontimesusa.com)
URLリンク(tapchisonghuong.com.vn)


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