11/04/24 12:34:03.25
―韓国も例外ではないと思うが。
「韓国のイミテーション業界の技術水準は世界でもトップレベルだ。現場の調査を通じて発覚
した商品を見て、私もハッと驚かされた。幸い韓国はわれわれの集中監視対象国には入ってい
ない。他の国に比べて組織が小さいため、監視するだけで常に見張りをつけるようなことはし
ない。LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)グループは、現在ブリュッセル(ベルギー)とワ
シントン、北京に監視班を派遣しており、フェンディ単独では香港やローマ、ニューヨーク、
パリ、東京を監視している」
―ブランド業界の一部では「イミテーションの登場は、自社ブランドの人気を測るバロメーター」
との声もある。
「職人の苦労を分かる人ならば、むやみにそんな話をすべきではない。われわれは約3000人の
職人を抱えている。そのほとんどが一家の主で代を引き継いで職人の道に携わっている。単に
ブランドのロゴをつけるからといって、すべてがブランド品になれるわけではない。ここ数年
でブランドと職人という言葉は、最も乱用された言葉の一つとなった」
―ブランド品は数百万ウォンもするため、誰でも容易に買えるわけではない。
「われわれは万人に買ってもらおうとは思っていない。多くの人が混同しているようだが、金が
あって商品を購入するというのは、ラグジュアリーではなく単なる消費にすぎない」
―韓国人の器用さは世界的にも有名だ。だがどうして韓国には世界的なブランドが登場しないのか。
「それには時間が必要だ。韓国には5000年にもわたる職人の歴史があるではないか。高麗青磁
の美しさを誰が真似できるというのか。私の妻の目の輝きとそっくりな青磁を目にした瞬間、
私は大きな感銘を受けた。競売で多くの資金を投入し、青磁3点を購入した。その職人の血が、
あなたの民族にも流れている。いつか日の目を見る時が来るだろう」
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