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>>691
奈良時代 : 梅を観賞
平安時代 : 花といえば、桜 となる。
万葉集 (桜を詠んだ歌 40首あり)
・梅の花、咲きて散りなば、桜(さくら)花、継ぎて咲くべく、なりにてあらずや
・やどにある、桜(さくら)の花は、今もかも、松風早み、地に散るらむ
・暇あらば、なづさひ渡り、向つ峰の、桜(さくら)の花も、折らましものを
・鴬の、木伝ふ梅の、うつろへば、桜(さくら)の花の、時かたまけぬ
・春日なる、御笠の山に、月も出でぬかも、佐紀山に、咲ける桜(さくら)の、花の見ゆべく
源氏物語 ・深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染に咲け
西行法師 ・願はくは花(桜)のもとにて春死なむ その如月の望月の頃