11/04/09 13:34:57.23
韓国の一部左派団体による根拠のない主張が「放射能雨」の恐怖を
あおっている。市民団体「参与連帯」など49団体で結成された組織
「日本大地震・核事故被害支援と核発電政策転換のための共同行動」
が5日、小学校の休校を命じることを検討するよう要求すると、
全国教職員労働組合なども相次ぎ声明を発表した。
6日には、教職員労組の慶尚北道・済州・蔚山支部などが
「7日は全国的に大雨が予想され、『放射能雨』に対する懸念が高まって
おり、放射線濃度も高くなるという海外機関の観測まで出ている。放射線
はDNAを損傷させ、遺伝的な欠陥を引き起こす。この日は臨時休校に
すべきだ」と主張した。「共同行動」に参加した49団体のうち、韓国進歩連帯、
民主言論市民連合、全国民主労働組合総連盟など28団体は、3年前に
米国産牛肉の輸入に反対した「狂牛病(牛海綿状脳症〈BSE〉)の危険のある
米国産牛肉の全面輸入に反対する国民対策会議」に所属していた団体だ。
これらの団体は先月30日にも記者会見を開き、微量の放射線への露出は
人体に影響を与えないとする政府の発表に反し「ごくわずかの量でも健康に
影響する可能性がある」と主張した。民主労働党は6日にスポークスマン
名義の論評で「韓半島(朝鮮半島)に濃度の高い放射能雨が降ると予測され
ているが、それにもかかわらず李明博(イ・ミョンバク)政権は安全だという
『うそ』しか対策を持たない」と指摘した。また、専門家の見解を「うそ」と決め
付け、恐怖をあおるオンラインメディアもある。
オーマイニュースは7日、大韓医師協会が発表した勧告文に対し「医師協会は
専門家としての資格と社会的義務を忘れ、心配するなという言葉だけを繰り返し
ている」と批判した。大韓医師協会は5日、これまでに検出された放射線量は
ごくわずかで、今のところ健康を心配するレベルではないとの見解を示していた。
狂牛病をめぐる一連の事態の「震源地」となったポータルサイト・ダウムの討論
掲示板アゴラでも「放射能雨」に対する恐怖が広がっている。ID「狙撃手」は
「放射能雨が降っても依然安全だという安全妄信論」と題する書き込みで
「気象庁が政治的気象庁に変わった。教育科学技術部(省に相当)は全国の
学校の校長に休校を命じるべきだった」と主張した。
李恵云(イ・ヘウン)記者
URLリンク(www.chosunonline.com)