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ごみの分別収集、10年やっても「われ関せず」=中国
中国の各都市は、深刻な「ごみ問題」を抱えている。2000年には、ごみ処理の効率化を狙って
北京、上海、広州(広東省)、深セン(同)、杭州(浙江省)など主要都市が
「生活ごみ分類試験都市」に指定されたが、有名無実化した。
住民の協力が一向に得られないことが、最大の原因という。中国新聞社が報じた。
中国で、ごみ問題は深刻だ。都市の3分の1が「ごみに包囲された」状態になった。
全国で5億平方メートルが「ごみ置き場」になり、環境問題の発生源にもなっている。
広州市は4月1日、あらためて「生活ごみ分類管理暫定規則」を施行。
同規則に、分別を怠った場合には罰金50元(約644円)の条文を盛り込んだ。
専門家の間では、罰則を設けたことは、市民自身がごみ問題に責任を持つことを明記したことと評価はできるが、
「罰則だけに頼っても、労力が増えるだけで、市民が納得して従うことは望めない」との見方がある。
中山大学政治与公共事務管理学院の郭巍青教授は、中国の国情を考えれば、
ごみ収集・処理に市場原理を導入し、分別などに協力した市民にも「甘い蜜」を与え、
参画した企業も利益を出せるような仕組みを作ることが最も現実的との考えを示した。(編集担当:如月隼人)
ソース:2011/04/05(火) 12:34:41 [サーチナ]
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