11/04/05 09:49:30.04 BE:1454825546-2BP(1111)
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この数年間、韓国のサブカルチャー界は「アイドルグループの天下」だった。
アイドルがいないテレビのバラエティー・芸能・歌番組は想像すらできなかったし、CD・配信といった音楽ランキングも「アイドル無双」だった。
ところが、最近になりこの構図に変化の兆しが見えてきた。テレビのさまざまなバラエティー番組で活躍していたアイドルたちが、一人また一人とテレビから消えている。
音楽市場でも、歌唱力を前面に押し出した歌手たちが、ビジュアル勝負のアイドルグループを追いやろうとしている。
3日、バラードシンガーK.Will(ケイウィル)の『胸がときめく』がSBSの歌番組『人気歌謡』で1位になった。
制作スタッフによると、非アイドル系歌手が1位になったのは、2009年5月31日のsg WANNA BE+『愛してる』以来、1年10カ月ぶりだ。
若い世代の人気傾向が分かるインターネット音楽配信サイト「Melon(メロン、www.melon.com)」の先月最終週ランキングで、
ベスト10以内のアイドルの曲は4曲だけだった。同じランキングで、今年1月第1週ベスト10のうち9曲がアイドルの曲だったのとは対照的だ。
ライブ市場ではベテランパワーが強い。チケット前売りサイト「インターパーク」によると、
4日現在で前売り率が高い韓国人歌手の公演はイ・ジョク、イ・ムンセ、イン・スニ、チョー・ヨンピル、シン・スンフン、C'EST SI BONG(セ・シ・ボン)の順だ。
大衆音楽評論家のキム・ジャッカ氏は
「この数年間、歌謡界を占領してきた似たり寄ったりのアイドル音楽に限界を感じる人々はますます増えている。
その代わり、歌唱力で心に訴える歌手が脚光を浴びている」と話す。
イ・ジョク、キム・ドンリュルらが所属する芸能プロダクション「ミュージック・ファーム」のカン・テギュ取締役は
「これまでに比べ、歌唱力のある歌手たちがCDを出すに値する状況だと思う」と言った。
テレビでは、『青春不敗』(KBS第2)、『英雄豪傑』(SBS)のようにアイドルメンバーが多数出演するバラエティー番組が視聴率1けたと苦戦し、すでに終了または終了する予定だ。
存続するアイドル中心のバラエティー番組『花束』(MBC)は5%、『わたしたち結婚します』(同)も7%前後と、視聴率は振るわない。
MBCバラエティー局のプロデューサーは「視聴者はもう、アイドルだけが出るバラエティーに関心を持たない。
さまざまな世代が集まり交流する様子を見せると、視聴者も共感する」と言った。
高麗大学心理学科のソン・ヨンシン教授は
「アイドルブームは視覚的な快感がベースになっているが、これは人々に疲労感を与え、すぐに飽きられるだけ。
昨年末、中高年世代から巻き起こった感動する音楽への共感が若い世代にも広がっている」と分析している。
専門家は「こうした流れがあるからといって、すぐにアイドルグループが韓国のサブカルチャーの中核コンテンツから追いやられるとは考えにくい」と話す。
しかし、アイドル一辺倒だった韓国のエンターテインメント産業は多様化する必要があるという点に異論はなく、今後の動きが注目される。
ソース 朝鮮日報 記事入力 : 2011/04/05 09:01:51
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