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東日本巨大地震：ソフトバンク孫社長が100億円寄付
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日本の通信大手ソフトバンクの孫正義社長（53）＝写真＝が3日、東日本大震災で被災した人々への
義援金、復興支援金として100億円を寄付すると発表した。個人の義援金としては「ユニクロ」を展開
するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が表明した10億円を上回る最高額となる。孫社長は
また、2011年度から社長を引退するまでの役員報酬（09年度実績1億800万円）も全額寄付する。
一方、ソフトバンクグループも企業として10億円を寄付することを決めている。グループ会社の
ヤフーは3億円を寄付する。ソフトバンクは携帯電話販売店で募金活動も行っている。
孫社長は「震災孤児らの生活を手助けしたい」とコメント。義援金は日本赤十字社や市民団体などを
通じ寄付する予定だ。孫社長はこれまで、被災地のボランティアに約2万台の携帯電話を無償で貸し
出したほか、携帯電話料金を期限までに支払えない被災者には納付期限を延長した。さらに、震災
孤児への支援として、18歳までソフトバンクの携帯電話を無償で貸与し、通信料を完全無料にする
方針も示している。孫社長は先月22日、福島第1原子力発電所に近い福島県福島市の災害対策本部を
訪れた。
孫社長は在日韓国人3世で、祖父は日本に渡り鉱夫として働いた。24歳のときにパソコン流通会社の
日本ソフトバンク（現ソフトバンク）を設立、日本のインターネット普及をけん引した。
経済誌フォーブスの11年版世界長者番付によると、孫社長の資産は日本でトップ（世界113位）の
81億ドル（約6800億円）に達する。
東京＝車学峰（チャ・ハクポン）特派員
朝鮮日報
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