【日韓/地震】 日本の冷静さは自己保身でぞっとする~共感の連帯こそ人類の希望/イ・ドフム漢陽大教授[04/01]at NEWS4PLUS
【日韓/地震】 日本の冷静さは自己保身でぞっとする~共感の連帯こそ人類の希望/イ・ドフム漢陽大教授[04/01] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
11/04/02 22:25:43.79

イ・ドフム漢陽大国文学科教授

日本の悲劇はまだ進行形だ。3人称の死であるのに玄海灘を越えてこの上なく大きな苦痛と悲し
みを覚える。この惨事を見て訊ねる。果たして神がいるなら、なぜ何の罪もない子供たちまで死に
追いやるのか?

何日か前には双龍(サンヨン)自動車労働者が自殺した。すでにこの会社だけで14人の労働者が
死以外の他の方法を見つけられずに命を絶った。それでも彼らに「社会的殺人」を行った国家と資
本は不動の姿勢だ。龍山(ヨンサン)犠牲者の葬式の時に訊ねた。資本があんなに貪欲に搾取を
し、国家がそんなに善良な彼らにそのように野蛮に暴力を行い、抵抗してあの不正を排除できな
いならば、果たして私たちの前に希望はあるのだろうか?
(中略)
今回の地震で日本人の冷静さに全世界が敬意を示している。人類文明の進化云々する外国メデ
ィアもある。両親と先生から絶対他人に迷惑をかけるな、という言葉をたくさん聞いてこれを内面
化した彼らの文化は称賛を受けて当然だ。だが、その極限状況でも列をつくる彼らを見れば鳥肌
が立つ。長い間の友人や夫婦間でも喜怒哀楽を表さず、特に怒らない彼らを見ると、むしろ情が
逃げる。彼らが礼を尽くした文明人の姿かは分からないが、天皇と国家と‘オヤブン’が要求する
秩序と服従の命令に徹底的に拘束された‘コブン’の人生であり、他人に迷惑をかけたり怒ること
によって被る傷や死を恐れた自己防衛的処世だからだ。

これとは異なり韓国人は修羅場でも共生の花を咲かせたことは共感の能力が優れているためだ。
飢えの渦中にあっても我が民族はカササギご飯(訳注:動物が食べるようにもぎ取らずに残してお
く果物)を残した。極貧生活でも粗末な小盤を掲げて乞食がくればお膳をだした。国家が全く福祉
を行わないのに国民の生活が健全だったことは1970年代までしても隣の苦痛に共感する人たち
が周辺に散らばっていたためだ。急速な産業化、開発独裁、新自由主義をたどりながらいつの間
にか消えてしまった「共感の連帯」を再び復活させなければならない頃だ。

地震と津波で苦しむ日本人たち、不当に搾取されて抑圧される非正規職労働者たち、彼らの苦痛
に共感し連帯するそこに、これを土台に正しい実践を行うそこに韓国社会と人類の希望はある。
神はなぜいないのか。他人の苦痛に共感する人たちに神を発見する。

ソース:ハンギョレ新聞(韓国語) [なぜならば]共感の連帯に人類の希望ある/イドフム
URLリンク(www.hani.co.kr)



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