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錯覚に陥った韓国、日本は独島領有権主張-<チン・ギョンス忠北道立大学医療電子科教授>
去る11日に日本東北地域でリヒタースケールで9.0の規模の大地震が発生した。この地震で10mの高さの
津波が日本列島を強打して宮城県仙台地域まで飲み込んでしまった。そうかと思えば福島原子力発電所
の爆発につながって放射能の被害が日本だけでなく全世界を恐怖の中に追い詰めている。
◆来年から独島（ﾄクト）を日本の領土と表記
今回の日本の大地震により被害が現在まで約2万5千人の死亡および失踪者、約23万人に達する被災者が
発生したと報道されている。また、経済的被害が約340兆ウォン以上と推算されている。このような被害規模
は復旧が進行されて、福島原子力発電所の破壊による被害を考慮すれば順次増加すると予測される。
大地震災害にもかかわらず、日本人たちは政府が準備したマニュアルのとおり非常に沈着冷静な動きを見
せて世界を驚かせた。また途方もない被害を体験した後にも慌てずに社会混乱なく秩序整然に順序を守っ
て救護品を受けたり、商店で生活必需品を購入する日本人たちの行動は鳥肌が立つほど沈着冷静で卓越
した配慮の精神が底辺に敷かれているのを見た。
(韓国)国内の言論では日本の大地震と津波の被害、福島原子力発電所の破壊を特筆大書して取り扱った。
大地震当時の途方もない恐怖の現場と共にその後遺症で苦痛を受けている被害日本人たちを感性的に集
中照明した。被害地域が零下の天気に落ちて、燃料が不足して寒さによって苦痛を受ける日本人たちの報
道に接しながら、私たちの国民の惻隠の心をかもし出した。日本列島の危機に対する世界各国の救助の手
が向かい、わが政府でも救助隊を送るかと思えば大統領まで立ち上がって近い隣国として一番最初に助け
るように積極的な支援を注文した。競争でもするように基金募金団体と放送媒体らも寄付募金に先に立って
日本助け合い社会の雰囲気を助長し、いわゆる日本で韓流熱風の主役スターらが数億ウォンの基金をつか
つかと出した。「近くて遠い国」日本が「近い国」になったように錯覚を呼び起こしている。
このように日本に対する惻隠の心の発露からとても親しい知り合いや友人のように助けなければならないと
いう正当性が広がっている。韓日の過去の清算が解決されないのは不本意ではあるが、今回の機会に韓日
両国間に潜在された距離感が近い国へ発展することができるという漠然とした期待感や幻想に浸っている
のではないか憂慮される。
今回の日本助け合い基金造成で示した私たちの態度は慰安婦のハルモニ(おばあさん)を助けるには行き
過ぎる程困窮さが見えたこと、口蹄疫による畜産農家の痛み、物価暴騰で苦痛を受けている庶民らの苦痛
を一緒に分けようとする姿勢と比較される。これはややもすると私たちの社会の葛藤に広がる恐れがある。
したがって適切な水準での仕上げが必要だ。
日本は大地震と原発事態の国家危機に直面しているが、彼らの無慮さは全く曲げないでいる。去る19日に
開催された韓・中・日外交長官会談で日本は来年から使うことになる中学校社会教科書に「独島は日本領
土」という表現を挿入することに決めたことを外交通商部長官に通知した。
(>>2以降につづく)
ソース：忠清毎日(韓国語) 2011年03月28日(月)19:38:25
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