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日本・東北地方の震災現場に派遣された緊急救助隊106人が、一昨日の午後に空軍の
輸送機で帰って来た。中央119救助団60人、ソウル・京畿（キョンギ）・江原（カンウォン）
消防災難本部44人、支援人材2人、そして『ペクトゥ』と『マニ』という名前の人命救助犬
2匹が主役だ。これらは去る12日に出国して14日から宮城県仙台市、多賀城市、塩竃市
の順に救助活動を行い、遺体18体を収集する成果を上げて汗を流して復旧を助けた。
我が国の救助隊を巡って当初は騒がれた。一番最初に派遣されたという意味は伏せられ
たまま、隊員 5人と救助犬2匹で構成された先発隊の規模が小さすぎるという指摘が溢れ
出た。「火事が起きた家に焼酎の杯に水を満たして消火に行くという事か？」という非難が
代表的だ。救助2匹もアメリカ12匹、メキシコ6匹と比較された。だが中央119が保有して
いる救助犬はそれが全部だった。九つの市・道に15匹いるが、予防接種などの事前準備
が出来てなくて飛行機に乗せられなかった。
更に酷いのは韓国救助犬に対する侮辱だった。救助犬として命懸けの任務を受けたのに
日本では、「韓国の犬2匹は隊員たちの食料」だとか、「弁当を持参したのか」などと馬鹿
にした。韓国の犬食用文化まで重なりながら、韓国-日本ネチズンの間の感情争いに
広がった。救助犬に罪な事をしたのである。
救助犬1匹を養成するのに掛かる時間は4年、経費は2億ウォン余り掛かる。厳格な過程
を終えた後でテストに合格する割合は約20～30%。この時から犬の身分ではなく救助
装備の資格を得る。救助犬は救助チョッキを着けると同時に捜索を始めるが、人に
比べて嗅覚は2万倍、聴覚は2000倍程度も発達していて、行方不明者の捜索に卓越した
技量を発揮する。スイスの救助犬が四肢が裂けるくらいに大変な姿勢で、建物の残骸
を探す姿が新聞に報道されたりした。我が国の救助犬も一生懸命にやって、一匹が
足を負傷して現地で縫合手術を受けたのだろうか。
このような事情を知ったのか、救助隊の帰還行事場所に在韓日本大使が直接出迎えた。
武藤正敏大使は、「被害が莫大な仙台地域で、献身的に救助活動をしてくれたことに対し、
日本国民は忘れることができないだろう」とし、感謝を表した。災害現場に向かって一番
先に行った後、一番遅く帰って来た韓国救助隊員たちの苦労、そして悪條件でも任務を
まじめに遂行した救助犬の勇敢さに拍手を送る。
ソース：NAVER/国民日報（韓国語）
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