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政府、300MW以下の小型原子炉の開発に突入
非常時の自然冷却可能な安全性の向上へ
[イーデイリー アン・スンチャン記者]
政府が既存の原発に比べて発電量が10分の1程度の小型原発の開発を推進する。
小型原発は緊急時に(冷却用装置の)電源が切れても、空気を介して原子炉は冷却出来るため大型原発に比べても安全性が高い。
21日黄昌圭(ファン・チャンギュ)団長率いる戦略企画団は、今後大規模な新市場を創出可能な6種の技術候補課題の1つとして「多目的小型モジュール原子炉」
を挙げたと明らかにした。
戦略企画団は300MW以下の小型原子炉開発に今後5~7年間、官民で2000億ウォン(約145億円)以上の予算を投じて開発すれば、来る2025年にはこの分野で
11兆5000億ウォン(約8335億円)の売上を出すことが可能だと述べた。
小型原子炉の最大強力な点は何より安全性だ。
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1000MW以上の大型原発では持続的に冷却水を入れて原子炉を冷却させなければならない。日本の原発事故の時のように緊急用発電機まで故障すれば
原子炉を冷却させる冷却水供給に深刻な支障をきたす。
一方で小型原子炉の場合、緊急時に電力が切断されても水の代わりに空気の対流を介して原子炉冷却が可能だ。
それだけ安全性が高い。
30万人の市民が使える規模の100MW原発の場合、初期投資額は大型原発の10分の1程度、建物面積も最大4分の1まで減らすことができる。
だが、小型原発の抱える最大の難問は経済性だ。
小型原発であっても原発の構成を満たすため、事業化が可能な水準の経済性を確保することが出来るかが最大の鍵となる。
韓国は軽水型小型原発に関連した世界初の標準設計許認可を既に適用するなど、この分野では相当な技術力を確保している。
パク・サンドク戦略企画団エネルギー産業分野MDは「小型原発は技術的な問題というよりは、どのように事業化が可能な水準までモジュール化をさせ
コストダウンするかが重要な問題だ」と話した。
パクMDは「日本の原発事故で安全性が重要視され、小型原発の競争力は高まるだろう」と述べ「国土が広く送電コストが高い国や、大規模原発が必要ない
後進国などから需要が生じるだろう」と強調した。
イーデイリー/韓国語(2011/03/21 15:35)
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※ 機械翻訳を記者が修正
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