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（仙台＝聯合ニュース）アン・ホンソク記者＝最悪の強震と津波被害を受けた日本の仙台市に韓国奉仕団体が助けの手を出している。
聯合ニュースは16日午前、韓国キリスト教連合奉仕団と共に、仙台市若林区の六郷中学校の講堂に用意されたある避難所を訪れた。
奉仕団所属の７人と現地の韓国人宣教師などを乗せたワゴン車は、救護品を積んだ2.5tトラックと共に仙台市内の宿泊施設から避難所へ向かった。
出発して20分余りが過ぎると、すぐに泥で覆われた被害現場が姿を見せた。建物は大部分こなごなに潰され倒壊していたし、倒壊を免れた建物も骨組みだけの
貧相な姿を表わした。
降りしきる雪が舞う最悪の環境の中でも、人々は掘削機で道路に転がる残骸を片づけながら、いつ終わるかも知れない復旧作業に熱を上げていた。
更に２時間余りを走って、六郷中学校に到着した。避難所には氷点下の天気予報に毛布を巻いた200人余りの避難民が、講堂のあちこちに設置されたTVから
流れる福島原発関連のニュースに集中していた。
奉仕団が避難所の若い男性らと共に、飲料水1200リットルと参鶏湯（サムゲタン）300余り、チョコパイ6800個など、三千余万ウォン分の救援物資を講堂に運び込むと
硬い表情でニュースを見ていた避難民らの顔に次第に微笑が浮かび始めた。
近隣にある自宅が浸水して避難所で宿泊しているという大友氏（68）は「350世帯あった村の99%の家が完全に破壊された。こんな状態の中で遠方から救援物資を
持って訪ねてきてくれて本当にありがとう」と感謝の言葉を述べた。
サッカー選手パク・チソンのファンだという避難民の入野田氏（23）は避難所に積まれたチョコパイの箱を見ながら「外国で救援物資を送ってきたのは韓国が初めてだ。
やはり最も近い隣国という気がする」としてパッと笑った。
ソウル光焔教会担任牧師のチョ・ヒョンサム団長（53）など７人で構成された奉仕団は、生存者救助活動を行なう為13日に日本に入国した。
奉仕団は三日間、仙台市がある宮城県とすぐ西側の山形県のあちこちを回って、避難民らに渡す施しを求めたのだが容易でなかった。
チョ団長は「日本政府から卸売業者らに食料品をみだりに売ってはならないという指示が出されていて施しを求められなかったが、東京在住の在日同胞事業家の
助けで施しの救援物資を用意することが出来た」と話した。
今回の救護活動の為に総額９千万ウォン余りを募金で集めた奉仕団は、17日に韓国に帰っても、日本にいる同胞宣教師や牧師らを通じて救援物資を送り続ける方針だ。
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<日本大地震>仙台総領事館で丸まって寝る海外同胞ら
聯合ニュース／韓国語（2011/03/16 15:55）
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※ 機械翻訳を記者が修正
記者注
１ キリスト教の奉仕団なので「施し」という表現になります。
２ 避難民らに渡す施しを現地で調達しようとしたが上手く行かず、東京在住の在日事業家に用意してもらったとのことです。