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TV中継権料未納 F1支障引き起こすか
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160億余ウォン、2次タイムリミットを過ぎて…全南道（チョンナムド）「FOMと交渉中」
【務安（ムアン）=ニューシス】ソン・チャンホン記者=韓国フォーミュラワン(F1)大会運営法人のカボ(KAVO)
がF1主管社のFOM(フォーミュラワンマネジメント)に支払うTV中継権料を期限内に納入できず、10月の
F1韓国大会に支障が憂慮されている。
7日KAVOと全南道（チョンナムド）F1組織委員会などによればKAVOはFOMとの協約によりF1コリアグラ
ンプリを開催するために毎年開催権料とともに全世界のF1大会を独占中継できるTV中継権料をFOMに
納入するようにされている。
中継権料は最初の交渉価から毎年10%ずつ上がって今年は韓貨で160億ウォン余りの規模で1月6日と
3月6日の二度分納するようにされている。
だがKAVOと組織委側は資金事情がままならず1次の分納期間を越えたのに続き「中継権料が過度に
多い」として2次のタイムリミットも守ることができないと伝えられている。
これに伴いFOMとの国際協約が壊れたと解釈されることができ、今後ビジネスパートナーのFOMが協商
破棄などを理由に問題を提起する場合、今年のF1に悪影響を及ぼすこともありうる状況だ。FOMとの協
約には「開催権料とパッケージで中継権料を納付できない場合、大会が取り消しになることがありうる」
という条項が含まれていると分かった。
さらにFOMとの対話窓口の役割をしたKAVOのチョン・ヨンジョ前代表が年初に解任されたのに続きチョ
ン・ヨンジョ氏などKAVOの前経営陣と全南道を大株主にした現在のKAVOの間に二件の訴訟が進行中
で、中継権料再協議の悪材料としても少なくない実情だ。
これに対してF1組織委のチュ・ドンシク企画本部長は「中継権料が過度に高く策定されて不合理な面が
少なくない」として「野球、サッカーの中継権料などを勘案してみても無理な金額なので再調整が必ず必
要だ」と明らかにした。
先立ってKAVOのパク・ウォンファ(朴源華)代表も先月16日就任後初めての記者懇談会を行なって「開催
権料と中継権料が財政的に大きい負担だという点をFOMに伝達したし再協議も行っている」として「現在
では結果を楽観することも、悲観することもできない」と明らかにしたことがある。
結局納入のタイムリミットがすぎた中で中継権料問題は商業的権限を握ったFOMがいかなる判断を下す
のかに関心が集まっていて、新しく陣容を整えたKAVO経営陣の交渉力を計るようにする試験台にも作用
する公算が大きかった。
国内のモータースポーツのある専門家は「鍵はFOMが握っているが、重要なのは国際協約と慣例が壊れ
ていつでも信頼問題が発生する可能性があり、組織委がFOMに『否定的ファイル』をもう一つ投げかけた
わけだ」としながら憂慮を表わした。
一方、今年のF1大会は来る25～27日オーストラリアグランプリを始まりに、10月14～16日コリアグランプリ
など全20ラウンドが予定されている。
ソース：ニューシス(韓国語) 記事登録日時[2011-03-07 11:15:27]
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