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ＫＡＲＡに浮上した３月解散説
●ライブを急きょキャンセル
分裂騒動が続いている韓国の５人グループ「ＫＡＲＡ」がいよいよ空中分解しそうだ。
騒動が勃発したのは今年１月。メンバーのうち３人が薄給を不満として、所属事務所に
“専属契約無効”を求めて提訴したことがキッカケだった。
しかし、ＫＡＲＡには放送中のドラマ「ＵＲＡＫＡＲＡ」（テレビ東京）の撮影と、
所属レコード会社「ユニバーサルミュージック」との契約がある。そこで、日本で
決まっていたスケジュールは消化する方向で調整を進めてきたが、それすら難しい状況になった。
「ＫＡＲＡは今月２１日に横浜アリーナで１万人のファンを集めてライブを行う
予定でした。しかし、泥仕合を展開している現状では開催が不可能と判断したの
でしょう。先月下旬までに会場をキャンセルしました」（レコード業界関係者）
結局、今月２０日の大阪ＵＳＪでのイベントがＫＡＲＡにとって実質的な日本
最後の活動になる。エステティックＴＢＣの広告キャンペーンのキャラクターは
契約が残っているため続けるが、腰をフリフリする“ヒップダンス”はもう
拝めない。昨年のＫＡＲＡは日本で１３億円を売り上げた“ドル箱”ユニット。
しかし、芸能界関係者たちは意外にも“ＫＡＲＡ消滅”を冷めた視線で見ている。
人気が一過性のもので、それほどパワーがないことが分かったからだ。
「一番割を食ったのはテレ東でしょう。鳴り物入りでスタートさせた『ＵＲＡ
ＫＡＲＡ』の視聴率は、初回こそ４．２％（ビデオリサーチ調べ・関東地区）を
記録したもののその後は１～３％台をウロウロ。ギャラは１本１５０万円と
いわれていて、こんな数字では元が取れない。おまけにメンバーを写真誌のカメラ
マンから守ったり、一緒に来日したメンバーの家族をホテルに宿泊させるなど
時間的にも経済的にもかなり負担している。テレ東は異例の早さで４月から
『ＵＲＡＫＡＲＡ』をＤＶＤ化しますが、投資した金額を回収するのは無理だと
思います」（マスコミ関係者）
ファンもゴタゴタ続きに呆れている。それを察知したユニバーサルは「少女
時代」に軸を移しつつあるという。今月いっぱいで見納めだろう。
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