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【北京=佐伯聡士】中国政府は5日に公表した「第12次5か年計画」で、新たに「海洋経済の発展推進」との章を設け、
「海洋発展戦略」を制定し、実施する方針を打ち出した。
尖閣諸島を含む東シナ海や南シナ海などで海洋権益確保の動きを強化する見通しで、日本や東南アジア各国との摩擦が
強まるとみられる。
国家海洋局の劉賜貴局長は新華社通信に対し、今年の主要任務として、同戦略の制定、実施を挙げた。
新5か年計画はまた、島嶼(とうしょ)の管理体制を完全にするとし、「海洋での法執行を強化し、海洋資源開発秩序を守る」
と強調。中国政府は昨年の尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件以降、同諸島周辺で農業省の漁業監視船によるパトロールを
常態化させているが、今年は、国家海洋局の巡視船も加わり、さらに活発化するとの見方が強い。
YOMIURI ONLINE: 2011年3月5日18時41分
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