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中国高速鉄道の工事現場で資材盗難が多発、犯人は高速鉄道の知識あり
現在、福建省で建設が進められている高速鉄道工事現場で、
建築資材などの盗難が多発しており、福州鉄路運輸検察院は
12名の容疑者を逮捕していたことが分かった。鳳凰網が伝えた。
福州鉄路運輸検察院によると、資材の窃盗にはいくつかの特徴がある。
1つ目の特徴は同じ区間で窃盗が頻発(ひんぱつ)することだ。
容疑者の1人は同一区間内でケーブルを月に7回窃盗、
被害額は1万4142元(約17万5000円)に達した。
2つ目の特徴は工事現場での窃盗被害が多いことで、
ある容疑者は同一の工事現場で9回も窃盗を行っていた。
窃盗犯たちは高速鉄道に関する知識を有しており、ケーブルを用途に応じて分類し、
どのケーブルに電気が通っているか、盗んだ時にすぐに故障につながらないケーブルはどれか、
どのケーブルはコントロールシステムに影響しないかなどをよく把握していた。
一方で、高速鉄道建設の防犯体制にも問題があるようだ。
敷設区間が長く、トンネルも多いうえに、建設が急ピッチで進められているため、防犯体制が不十分だという。
関連部門は、監視頻度を増やし、窃盗が多発している地点での警備強化などの防犯対策を取ると発表した。(編集担当:畠山栄)
ソース:2011/03/03(木) 16:02:27 [サーチナ]
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