11/03/03 22:01:37.98
建設中の地下鉄が原因、周辺住宅が地盤沈下でひび発生―深セン
広東省深セン市で建設中の地下鉄5号線、布心駅周辺ではこのほど、
集合住宅の外壁にひびが入ったとして、
深セン地鉄（深センメトロ）の対応に注目が集まっている。新浪網などが報じた。
外壁にひびが入ったのは、布心駅付近の集合住宅地「心怡花園」の3号棟。
第3者調査機関によると、被害を受けた同棟周辺では、約2．1センチの地盤沈下が認められた。
同棟周辺は昨年10月にも、地下鉄の通風口が近くにあることから大気汚染の可能性が疑われ、
住民らの反対により建設が一時中断されるなど、かねてより問題を多く抱えていた。
深セン地鉄は、調査結果を受け、同棟周辺における地盤沈下は、
地下鉄の建設過程における地下水の流出が原因だと認め、
地盤沈下による被害を受けた263戸に対して、国の規定に基づいた賠償を行う方針を表明。
すでに175戸との賠償協議が成立したと伝えた。
しかし、同社は、地盤沈下のレベルが監督強化の必要な国家基準の3センチに達しておらず、
建物自体の傾斜も、国家基準の約4分の1と「許容範囲内」だったことから、
「同棟の主構造が実質的な被害を受けているとはいえない」と主張。
地下鉄の建設が今後、住宅の安全に支障をきたすことはないと強調した。（編集担当：青田三知）
ソース：2011/03/03(木) 12:09:58 [サーチナ]
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