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★ロシア:対日感情悪化 北方領土問題が影響
【モスクワ田中洋之】北方領土をめぐり日露関係が冷え込む中、ロシア国民の対日感情が悪化している。
ロシアの世論調査機関「世論基金」が2月19、20日に実施した全国調査によると、
43%が日本は「(対露関係で)友好的でない国」と答え、「友好的」とする33%を上回った。
ロシアの対日世論はこれまで比較的良好で、
01年の調査では「友好的」が56%(友好的でない=27%)だったが、04年40%(同33%)、
09年39%(同36%)と低下傾向にあり、今回初めて「友好的でない」が逆転した。
ロシアでは2月7日に菅直人首相がメドベージェフ大統領の国後島訪問について
「許し難い暴挙」と発言したことに反発が高まり、今回の調査に影響したようだ。
また、日露関係についても「悪い」と答えた人が39%(01年調査12%)で、
「良い」の31%(同62%)を上回った。
ソース 毎日新聞 2011年3月1日 20時13分
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