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今月20日と27日に、ネット上で開催が呼び掛けられた中国版「ジャスミン革命」。ふたを開けてみると、集会
参加者より警官と海外メディア関係者の方が多い有様だった。北京や上海では、一部の参加者が身柄を拘束
されたが、中国版「ジャスミン革命」は、結局はから騒ぎに終わった。中国国内メディアはこの騒ぎについて、終始
口を閉ざしてきたが、中国共産党機関紙「人民日報」傘下の「環球時報」は25日、「世を乱す者は世界で後を
絶たず」と題する社説を掲載し、中国版「ジャスミン革命」について「西洋人の希望は実現しない」と評した。
いつの時代にも、どの国にも、体制に反旗を翻そうと企てる人間がいる。中国も例外ではない。チュニジアで
起こった「ジャスミンの革命」が、エジブトやリビアなど中東諸国に飛び火した。それだけでは飽き足らず、中国にも
「ジャスミン革命」が起こることを望む一部の西洋人もいる。しかし、彼らは情勢を読み違えており、希望が実現する
見込みはまずない。
西欧メディアは、中国に「革命」の兆しを、眼を皿のようにして探している。人口13億の中には、特に大都市には、
「革命」を起こそうと言う人間がいて当然だ。20日の集会指定場所に多数の海外メディア関係者が押し寄せ、
革命に燃えたおびただしい数の中国民衆によって演じられる「革命」パフォーマンスを期待した。彼らの誇張された
「革命」報道は、厳密に言えば、「でっち上げ」報道と言えよう。
中国では「ジャスミンの革命」は起こらなかった。更に、「ジャスミン革命」に対する鎮圧もなかった。現在の中国
社会は、全体的に安定している。この安定状態は、中国の真実の姿であり、国民が現在の社会を認め、評価
している証しである。
中国は、一部の西洋人が想像している以上に安定している。数千年の歴史を経て、ついに中華文明の安定に
たどりついた。中国が抱えている問題の多くは、これまでの発展の副産物であり、問題が増えると同時に成果も
積み重ねてきた。発展には流動性がつきものであり、一部の失望と不満は、今の中国社会で解決できないことは
ない。
「成功」が最高の理論であり、高尚な説教や見事な理屈を超えるものだ。中国の経済社会進歩は、今世紀
初めの10年の人類の発展史上で、最高点をたたき出した。賞賛・批判両方あるが、歴史上まれに見るセンセー
ショナルな変貌を遂げた。「中国が倒れる」といった一部西洋人による騒ぎは、昔からある「中国に関する予言」と
同様、ゴミ箱に捨てられる運命なのだ。(編集担当:松本夏穂)
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