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ラグビー:韓国、06年アジア大会以来日本に勝てず
韓国は実業団わずか4チーム、日本は300以上
アメリカンフットボールと同じく男性的で激しいラグビーも、韓国と日本には大きなレベル差がある。
日本はアジアを代表するラグビー強国だ。1987年から4年ごとに開催されている15人制ラグビーのワールド
カップには、全大会にアジア代表として出場している。91年大会ではジンバブエを破って感激の初勝利を
記録し、2007年大会ではカナダと12-12で引き分け、勝ち点3を手にした。IRB(国際ラグビー評議会)
世界ランキングで日本は13位、韓国は32位だ。現在、同ランキングの1位はニュージーランド、2位は
オーストラリアとなっている。
日本のラグビー人口はおよそ12万5000人で、世界で4番目に多い。300以上の実業団チームに6000以上の
中学、高校、大学チームがある。一方の韓国は、これとは比較にもならない。小中高校全てを合計しても
55チームで、実業団は尚武(韓国軍体育部隊)を入れてもわずか4チームだ。韓国のラグビー人口は1000人を
やや超える程度で、これは日本のわずか100分の1にもならない。
一時は韓国ラグビーが日本を上回っていたことがある。98年のバンコク・アジア大会と、02年の釜山
アジア大会で、7人制と15人制で四つの金メダルを獲得したのだ。恵まれない環境で勝ち取ったこれらの
金メダルには、「闘魂の勝利」という賛辞が相次いだ。
しかし、闘魂だけでは限界がある。韓国は02年11月のアジア大会で日本に22-10で勝って以来、一度も
勝つことができていない。その分かれ目となったのは、日本でラグビー・トップリーグが始まったことだ。
コカ・コーラウエストレッドスパークス、三洋ワイルドナイツなど、トップリーグには14 チームが名を
連ねており、ホームゲームには2万人以上の観客が集まる人気スポーツだ。
7人制でも状況は変わらない。06年にドーハで開催されたアジア大会で、韓国は日本に1点差で敗れたが、
09年のHSBCアジア大会では、何と9-80の大差をつけられたのだ。
韓国は昨年の広州アジア大会予選で中国に衝撃の敗戦を喫し、準決勝でも日本に15-28で敗れた。
98年のバンコク大会から4大会連続でアジア大会に出場したチョン・ジョンマンは「闘魂や根性だけで日本に
対抗できるような時代ではない」と語った。
チャン・ミンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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