11/02/23 09:54:35.14
"以前にもこうしたことがあった" 証言 出る
警察 "身元未詳 1人いる"
国家情報院職員らが去る16日、インドネシア大統領特使団が滞在しているロッテホテル19階客室に侵入する過程で、
ホテル職員に施錠されていた1961号客室のドアを開けさせていたことが分かった。
今回の事件の流れをよく知るある関係者は22日 「事件当日、国家情報院職員がドアを開けて入ったのではなく、
ホテル関係者を呼びドアを開けさせた」とし「通常、こうしたことはこのようにする」と明らかにした。
この関係者は「過去にもいろいろな所でこうしたことが数回以上あったが、露見したことがなかっただけ」と話した。
今回の事件を捜査中のソウル、南大門警察署もこの日、特使団宿所に男女3人が侵入した当時、その他に2人がいたと明らかにした。
ソ・ポムギュ南大門警察署長は「閉回路テレビ(CCTV)に3人が登場する6分間に、他にも2人が登場したが、
1人は清掃のおばさん(女性労働者)であると見えるが、他の1人は男だが身元は分からない」と話した。
閉回路テレビ画面上でその男性は国家情報院職員3人が客室に入って出てくる間、ホテルの廊下でそわそわしていた。
<ハンギョレ>取材の結果、国家情報院はロッテホテルに常時的に客室を借りて使っており、
当時事件が起きた19階より上の階に他の関係者たちが滞在していたことが知られた。
これは事件直後に特使団がホテル側に抗議し、国家情報院チーム長という人が訪ねてきてノートブックを返し
「上の階にある私のノートブックを持ってこいと言ったが部下職員が階数を間違え別の客室に入った」
と弁明したという報道(<ハンギョレ> 21日付1面)内容とも一致する。
これと関連してロッテホテル関係者は「はっきりと発表が出てくるまで待つしかない」として「話を最大限慎み、
調査がどのように進行されるのか見守ろうという立場であり、捜査方針に従うだけ」と話した。
先立ってインドネシア特使団を率いて訪韓したハタ ラジャサ経済調整長官は21日インドネシア現地言論とのインタビューで
「侵入者は部屋を間違えて入ってきたホテルのお客さんたちであり、2061号と思って1961号に入ってきたのであり誤解が解けた」と説明した。
こういう説明は事件発生直後に国家情報院が弁明した内容と酷似しており、事件経緯と解明内容に対し
両者がある種の交渉を通じて話を合わせたのではないかとの観測が出ている。
国会情報委員会民主党幹事のチェ・ジェソン議員はこの日<ハンギョレ>と行った通話で
「ハンナラ党情報委幹事のファン・ジンハ議員と情報委を開くことで合意した」とし
「早ければ来月4日に情報委を開く可能性もある」と話した。チェ議員は「今回の事件は国家情報院とは別の機関の葛藤、
および国家情報院内でイ・サンドク議員ラインによる葛藤が同時に作用したものと見られる」としつつも
「葛藤にかかわった機関を未だ特定しては話しにくい」と話した。
ソン・ジュンヒョン、コ・ナム、オム・ジウォン記者 dust@hani.co.kr
原文: URLリンク(www.hani.co.kr) 訳J.S
2011年02月23日09時10分 ハンギョレ新聞
URLリンク(news.livedoor.com)