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[シネマトゥデイ映画ニュース] ティーン・アイドルのマイリー・サイラスが写った
一枚の写真が、3,600億円の賠償訴訟に発展する可能性が出てきた。
問題の写真はマイリーと恋人ジャスティン・ガストンを含む友人たちが写っているもので、
アジア系人種の顔まねをするかのように、ほとんどの人が指で両目をつりあげて写っていた。
ネットに写真が流出すると、人種差別との声が高まったが、マイリーは「ただ面白い顔をしただけ。
騒ぎ過ぎ」とコメント。それでも報道が大きくなり過ぎたためか、自身のファンサイトに
「わたしと友人たちの写真が誰かを傷つけたのだとしたら、心から謝ります」と書き込みをして
騒ぎを収めようとした。
しかし、ティーンの手本となるべきマイリーの差別的な行動が許せなかった人も多く、
ロサンゼルスの女性が起こした訴訟が大ごとになりつつあるようだ。アクセス・ハリウッドによると、
ルーシー・J・キムは、ロサンゼルス周辺に在住するアジア太平洋系の人を代表して訴えを起こし、
マイリーの写真は人権侵害にあたり、最低でも一人4,000ドル(約36万円)の賠償金をもらう
権利があると主張。ロサンゼルス周辺には100万人のアジア太平洋系の人がいると推測され、
単純計算しただけでも賠償額は3,600億円にのぼる。
「マイリーは自分の行動がメディアに大きく取り上げられるということを認識しているはず。
また、あのようなしぐさは人種差別の一つであり、アジア太平洋系の人種の外見を
バカにしたものであるとわかっていたはず」とルーシーは訴状で述べている。
マイリーのスポークスマンは訴訟についてコメントを出していない。
シネマトゥデイ
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