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死亡例も報告の子供用解熱剤、薬局で広く販売―中国
死亡例も報告されている小児用解熱鎮痛剤のニメスリド製剤が、
中国の薬局で広く売られていることが、中国中央電視台（ＣＣＴＶ）の報道によって明らかになった。
中国語メディアが伝えた。中国語メディアが伝えた。
中国中央電視台（ＣＣＴＶ）の報道によれば、昨年11月に北京で開かれた小児用医薬品の
安全性に関する国際フォーラムにおいて、米英の専門家らは、「ニメスリド製剤を児童に投与すると、
中枢神経や肝臓に障害が出る恐れがある」として、慎重な使用を呼びかけた。
実際、薬品有害反応監測センターのレポートによると、これまでに小児への
ニメスリド投与による有害反応が数千例、死亡事例が数例報告されている。
また、中国の病院の中で最もグレードが高い病院では、ニメスリドは使用されていないものの、
一般の薬局では処方箋がなくても簡単に手に入る場合もある。
2007年、欧州医薬品審査庁は、12歳以下の児童へのニメスリド使用を禁止し、
添付文書に肝臓への重大な副作用のリスクがあると明記するよう通知した。
また、米国では同薬剤の児童への使用は承認されていない。（編集担当：中岡秀雄）
ソース：2011/02/17(木) 17:38:43 [サーチナ]
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