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★中国、イメージ改善へ広報戦略を強化 外相が論文
【北京=佐藤賢】中国の楊潔●(ち)外相は16日、中国のイメージ改善を促す広報・文化戦略
「パブリック・ディプロマシー」の強化に関する論文を発表した。
パブリック・ディプロマシーの重要性が日増しに高まっていると指摘。
「中国脅威論」「中国強硬論」などの偏見や誤解がなお存在しているとし、
情報発信や世論誘導を強化する方針を示した。
中国外交は昨年、領土の主権問題や人権問題などを巡り強硬姿勢が目立ち、
国際社会の「中国強硬論」を拡大させた。
論文からは、イメージ改善に力点を置き、国際社会との協調を保ちたい狙いが浮かぶ。
楊外相は「国内問題の国際化と国際問題の国際化の傾向は顕著だ」との認識を表明。
「外国の民衆に中国を正式に認識してもらうのと同時に、中国の民衆が国際情勢と中国外交を
よく理解するよう努力する」と強調した。論文は共産党理論誌「求是」最新号に掲載する。
ソース 日本経済新聞 電子版 2011/2/17 0:01
URLリンク(www.nikkei.com)
パブリック・ディプロマシー:自分で敵を創作すべきではない
URLリンク(japanese.china.org.cn)