11/02/12 10:36:03
漢江上流の家畜埋却地32カ所を調査
16カ所で浸出水流出、崩壊の危険
首都圏に暮らす2000万人の飲用水源である八堂ダムなど、漢江上流地域に位置する、口蹄(こうてい)疫に
感染した家畜の埋却地のうち、大部分で浸出水の流出や崩壊の危険があることが、調査の結果明らかになった。
環境部(省に相当)は11日、「(政府・自治体などで構成する)現場調査団が10日に京畿道楊平郡、南楊州
市など、漢江上流にある埋却地32カ所を調査した結果、このうち16カ所で崩壊などの恐れがあり、直ちに補強
工事が必要だ」と発表した。このうち11カ所は漢江本流や支流に流れ込む河川から、 3~30メートルしか離れて
おらず、浸出水が流出した場合、汚染物質が漢江に流れ出す恐れがある。
環境部は「これら11カ所の埋却地については、岩盤がある地中深くまで掘り進んで、地下に防水壁を設置する
という大型補強工事を実施し、浸出水の流出を防ぐつもりだ」と話した。16カ所のうち4カ所は埋却地の周辺に
排水路を設置、1カ所は流失防止用擁壁工事が必要とみられている。
政府は漢江上流地域の自治体による第1次予備調査の結果、補強工事が必要だと判断された埋却地
99カ所のうち、残り67カ所についても、今月14日までに調査を終了する予定だ。
朴恩鎬(パク・ウンホ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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