【台湾】 南シナ海の領有権争い睨み、2000トン級巡視船を配備 [02/10]at NEWS4PLUS
【台湾】 南シナ海の領有権争い睨み、2000トン級巡視船を配備 [02/10] - 暇つぶし2ch1:夏髪φ ★
11/02/10 21:59:14
★台湾:2000トン級巡視船を配備 南シナ海領有権争い、存在感狙い

 【台北・大谷麻由美】台湾が海岸巡防署(海上保安庁)の海上警備能力を大きく向上させようとしている。
台湾初の2000トン級ヘリコプター甲板付き大型巡視船「台南艦」を先月26日に配備、
14年までには3000トン級の巡視船2隻も投入する計画だ。
中国を含め各国と領有権主張を争う南シナ海で存在感を高めることに主眼が置かれている。

 馬英九総統は先月26日に台湾南部・高雄で行われた台南艦の就航式で
「主権と漁業権を守る能力を大幅に引き上げ、海難救助や災害対応も強化できる」と評価した。

 台湾にはこれまで1000トン級以下の巡視船・警備船しかなく、共に老朽化が進んでいた。
約14億7000万台湾ドル(約42億円)かけて建造された台南艦は、
全長約99メートル、全幅約13メートルの排水量2105トン。
航行速度は24ノットで、航行持続距離も7500カイリ(約1万3890キロ)に上る。

 台湾は中国同様、沖縄県・尖閣諸島(台湾名・釣魚台)の領有権を主張。
尖閣諸島近海で日本との間に摩擦が起きることもあるが、
尖閣諸島は台湾から200キロ弱と近いため大型巡視船までは必要ない。
また、尖閣諸島をめぐる日中両国の激しい対立からは一定の距離を置きたいというのが本音だ。

 このため、台南艦の投入など海上警備能力の強化は、
海上交通の要衝である南シナ海での領有権争いをにらんだものだといえる。

 台湾は、海洋・海底資源が豊富な南シナ海・南沙諸島最大の島であり、
淡水資源を唯一持つ太平島を実効支配している。だが、台湾は、南沙諸島の領有権を主張する
中国やベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイと外交関係がないため、存在感が希薄だった。
海岸巡防署は「2000トン級の巡視船の配備により、固有の水域で積極的な役割を果たす
ことができる」と、台南艦の意義を強調する。

 だが、中国は09年3月、南シナ海に中国最大の漁業監視船「漁政311」(排水量4450トン)を投入。
昨年11月には漁業監視船「漁政310」(排水量2580トン)も配備した。
漁業監視船は軽武装しており、実態的には巡視船と同じだ。
さらに中国国家海洋局は今後、1500トン級7隻、1000トン級15隻を含む巡視船36隻
を新たに投入し、管轄海域での取り締まりを強化するという。

 台湾の海岸巡防署は、中国などを念頭に「台湾の周辺国家は近年、
海洋権益確保に向けた配備を持続的に強化している」と警戒。
14年までに143億9000万台湾ドル(約409億円)を投じて、
1000トン級4隻、2000トン級1隻、3000トン級2隻の巡視船を追加配備する計画だ。


ソース 毎日新聞 2011年2月10日 東京朝刊
URLリンク(mainichi.jp)


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