11/02/09 20:58:29
★中国の小麦生産、干ばつ被害で危機的状況の恐れ
【大紀元日本2月9日】世界最大の小麦生産国の中国だが、小麦生産地の北部では、
昨年10月から干ばつに見舞われ、山東省や河北省などでは4カ月近く雨のない日が続いている。
秋まき小麦の6月の収穫が危機的な状況に陥る恐れがある。中国新聞網が伝えた。
報道によると、小麦生産量および作付け面積が全国の8割以上を占める
河北、山西、江蘇、安徽、山東、河南、陜西、甘粛の8省では、
35%を占める640万ヘクタールの小麦畑の生育が干ばつの深刻な影響を受けている。
中でも河北省の昨年11月以降の平均降水量は2ミリで、例年同期比で85%減少している。
一方、気温は例年より1~2℃高いため、農地の水分の蒸発に拍車がかかり、
干ばつ被害を一層深刻化させている。
陜西、山東省も同様で、昨年10月前後以来、降水量が例年に比べ8割ほど減少している。
立春後も干ばつが続く中、中国の小麦生産量の95%を占める
秋まき小麦の収穫は危機的状況に立たされると予想されている。
干ばつの影響を受け、1月の小麦粉の平均小売価格は
過去2カ月に比べて8%上昇しており、前年同月比で16%値上がりしている。
(翻訳編集・余靜)
ソース 大紀元 (11/02/09 10:30)
URLリンク(www.epochtimes.jp)
中国:干ばつ悪化の恐れ、穀物生産の「深刻な」脅威に-農業省
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
<中華経済>北方地区の冬小麦生産地で干ばつ被害拡大―中国
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
中国、穀物生産増加のためさまざまな補助金を交付へ=国営ラジオ
URLリンク(jp.reuters.com)