11/02/05 19:06:01
防衛省は2011年度、中国がレーダーに捉えられにくいステルス戦闘機の開発を進めていることを踏まえ、新型レーダーの
研究に着手する。政府が新たな「防衛計画の大綱」(防衛大綱)で打ち出した「動的防衛力」構築に向けた措置で、南西諸島
周辺の防空能力を高める狙いがある。
中国空軍は今年に入り、次世代型のステルス戦闘機の試験飛行を行った。中国のシンクタンクは15年にも実戦配備される
との見通しを示しており、ステルス機を持たない航空自衛隊には大きな脅威となる。
空自のレーダーサイトは全国に28カ所あるが、レーダーが非常に巨大なため、一度設置すると約30年の耐用年数を終える
までは新しいレーダーに更新できない。
防衛省が研究を始めるのは、現行よりも探知能力を向上させた小型レーダーだ。構想では、一つのサイト周辺に小型レーダー
20基程度を分散配置。複数のレーダーがさまざまな角度から電波を照射するため、ステルス機を捕捉できる確率が高まる。
小型化により、新しいレーダーとの交換も容易になるという。
同省は11年度予算案に、レーダーに使用する小型素子の研究費など23億円を計上した。ただ、研究には5年程度、開発や
実験にさらに5年はかかる見通しだ。
動的防衛力は自衛隊の機動性や即応性を重視する概念で、防衛大綱はその前提として「平素からの情報収集や警戒監視、
偵察活動が重要」と強調。軍事力を増強する中国への懸念を示した上で、鹿児島県から沖縄県に連なる南西諸島の防衛を
強化する方針を掲げた。
jiji.com: 2011/02/05-05:53
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★1の立った日時: 2011/02/05(土) 09:05:16
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