11/02/04 20:27:25
★呉・行政院長:台湾容疑者引渡しで北京と交渉中
フィリピン国家調査局は昨年12月、中国大陸の公安当局と協力し、
マニラにおいて電話を通して詐欺を働いていたグループを摘発、
中国大陸籍の10人と中華民国台湾の国籍の14人を逮捕した。
24人はフィリピンの移民局に勾留されていたが、台湾の14人は2日早朝、中国大陸に移送された。
フィリピンではすでに法的手続きに入っており、
法律では結審するまでこれらの逮捕者を国外に移送することはできない。
それにもかかわらず、中国大陸側の要求に応じてこれら逮捕者を引き渡したのは、
フィリピンが昨年8月のバスジャック事件で悪化した北京当局との関係修復を狙った
ものとの見方もある。
中華民国外交部では2日、フィリピンに厳重抗議。また、行政院の呉敦義・院長は3日これについて、
「多国間の犯罪の場合、台湾の容疑者は台湾に送って取調べを受けさせるのが慣例で、
フィリピン側の行為は非友好的だ」と述べ、中華民国台湾とフィリピンの間で進められている
各種の交流においてフィリピンへの対抗措置を検討すると明らかにした。
呉・行政院長はまた、行政院大陸委員会と海峡交流基金会がすでに中国大陸側と連絡、
14人の台湾への引渡しについて交渉していると明らかにした。
ソース Radio Taiwan International 2011/02/04
URLリンク(japanese.rti.org.tw)
外交部:台湾籍の容疑者を中国大陸へ移送したフィリピン政府に強く抗議
URLリンク(www.taiwanembassy.org)